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自治体の皆さまへ

明るい未来を次の世代へ 令和5年度予算(2)

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福岡県福岡市 クリエイティブ・コモンズ

■国内外から選ばれ成長するまち

◆新たな価値を生み出す都市
▽スタートアップ支援
起業したい人が気軽に相談できる場所として、市が平成26(2014)年に開設した「スタートアップカフェ」からの起業数が累計700を超えました。
新たに起業する人の輩出と、既にスタートアップした企業等のさらなる成長を促進するため、成長段階に応じた資金調達や人材確保などの支援を継続的に行います。また、他の自治体とも連携し、九州全体のスタートアップの成長に向けて「九州スタートアップコミュニティサミット」を開催します。

▽企業誘致
「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」によって、まちが大きく生まれ変わろうとしています。
このタイミングを生かして、国内外の企業に福岡の魅力をPRします。立地交付金や地方拠点強化税制を活用しながら、雇用創出効果の高い大規模開発拠点や本社機能等の誘致に取り組んでいきます。

◆脱炭素への取り組み
▽ZEB(ゼブ)やZEH(ゼッチ)-Mの設計費用を補助
オフィスビルや集合住宅の脱炭素化の取り組みとして、優れた省エネ性能を持つネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション(ZEH-M)の設計費用を補助します。
市民の皆さんと共に脱炭素社会の実現を目指します。

▽水素カーの導入
市は、次世代エネルギーである水素に着目し、水素社会の実現に向け「水素リーダー都市プロジェクト」を推進しています。
水素で走る燃料電池自動車(水素カー)は、CO2の排出量がゼロで、音が静かなことが特徴です。市は、ごみ収集車や給食配送車に水素カーを導入するほか、救急車についても導入に向けた実証を行います。

このほか市では、都心部の回遊性向上を図るために水辺を生かしたまちづくりに取り組む「リバーフロントネクスト」や、市内各所で身近にアートに触れられる「フクオカアートネクスト」など、さまざまなプロジェクトが進行しています。
7月には「世界水泳選手権福岡大会」も開催され、国内外から多くの皆さんが市を訪れます。
市は、今後も市独自の魅力を磨き上げ、その魅力を国内外に発信しながら、市民の皆さんに、そして世界に愛されるまちづくりを推進していきます。

○緑豊かなまちへ 都心の森1万本プロジェクト
市は、天神・博多など都心部を中心に、市内全域にたくさんの樹木を植える「都心の森1万本プロジェクト」を開始しました。緑の木々でまちに「彩り」を加え、季節を感じ、憩える空間をつくっていきます。
さらに、市内の子どもたちに苗木を配布して植樹活動を促すなど、さまざまな取り組みを行います。
市と民間企業、市民の皆さんで力を合わせ、福岡市を緑あふれるまちにしていきましょう。問い合わせは、公園部活用課(【電話】092-711-4367【FAX】092-733-5590)へ。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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