古来、日本と外国の交流拠点として栄えた博多には多くの神社仏閣があり、そこには仏像、絵画、工芸などが大切に残されています。市美術館特別展「博多のみほとけ」では、コの字の形をした展示室を博多湾に見立て、それぞれの地域に伝わる仏教美術を紹介します。
歴史ある禅宗寺院が建ち並ぶ博多の中心部や、日本三大八幡宮の一つ・筥崎宮がある東部地域、日本に禅宗をもたらした栄西禅師と縁の深い西部地域など、博多湾沿岸を巡るように展示作品を鑑賞しながら、地域の歴史に触れてください。※会期中、一部作品の展示替えあり。
●関連イベント
1階ミュージアムホールで関連イベントを開催します。どちらも申し込み不要、無料で聴講できます(定員各180人)。
▽記念講演会
10月26日(土)午後2時~3時30分。講師に九州大学大学院教授の伊藤幸司氏を招きます。
▽つきなみ講座
11月9日(土)午後3時~4時。同館の宮田太樹学芸員が展覧会の魅力について話します。
日時:10月26日(土)~12月8日(日)午前9時30分~午後5時30分(初日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
料金:一般1400(1300)円、高大生900(800)円、中学生以下無料
※かっこ内は前売り
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)
場所・問い合わせ:市美術館(中央区大濠公園)2階特別展示室
【電話】092-714-6051【FAX】092-714-6071
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