江戸時代後期に茶の湯道具の「目利き」として知られた吉村観阿(よしむらかんあ)(1765-1848)の生誕260年記念企画展を、11月27日(水)から市美術館(中央区大濠公園)1階古美術企画展示室で開催します。
観阿が見出して依頼人の大名茶人らに納めた作品、自ら愛蔵した茶道具、自作の茶杓(ちゃしゃく)や茶碗(ちゃわん)、江戸の文化人との交流を物語る資料など約50点を展示し、謎多き目利きの足跡とその美意識に迫ります。
日時:11月27日(水)~来年1月19日(日)午前9時30分~午後5時30分(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般200円、高大生150円、中学生以下と市内に住む65歳以上無料
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月28日(土)~1月4日(土)
■トークイベント・知られざる「目利き」吉村観阿とは何者か
同志社大学 京都と茶文化研究センター共同研究員の宮武慶之氏を講師に招きます。聞き手は同館後藤恒学芸員。
日時:11月30日(土)午後2時~3時30分(開場は1時30分)
場所:1階ミュージアムホール
定員:180人(先着)
料金:無料
申し込み:不要
問い合わせ先:市美術館
【電話】092-714-6051【FAX】092-714-6071
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