高齢者が生き生きとした毎日を過ごせるよう、体を動かすスポーツや頭を使う脳トレなど、さまざまな活動が各校区で行われています。
●[高木校区]頭も体も使ってシニアダーツ大会
高木校区では、9月22日にシニアダーツ大会が開催されました。
主催した同校区シニア連合事業部部長の中島由博(よしひろ)さんは「ダーツは初心者と経験者が一緒に楽しめるのが魅力です。運の要素も大きいので、大会では初心者が優勝することもあります。意外に体を使い、得点の計算に頭も使うので脳トレにもなります。公民館や井尻会館などで週に1回教室も開き、大会に向けて練習しています」と話しました。
参加した人は「ダーツを始めてすぐに高得点が出たので、楽しくなって続けています」「普段知り合うことのない人と交流できる場になっています。初対面でも互いにアドバイスし合いながら、得点を競っています」と話しました。
●[東若久校区]高齢者教室を外出のきっかけに
東若久公民館では、健康チェックと健康体操を行う健康セミナーや、住まいの害虫対策講座、ギターやハープの演奏会、大河ドラマに登場した人物について学ぶ歴史講座、ものまねタレントを招いたイベントなどのバラエティに富んだ教室を高齢者向けに、年に5回ほど開催しています。
10月27日には、音楽に合わせて五感を鍛えるゲームなどを行う「音楽で脳トレ」教室が開催されました。
参加者は「普段なかなか大きな声を出すことがないので、みんなで歌ってストレス発散になりました」「毎回興味深い内容なので、友達を誘って参加しています。地域の人と交流することも楽しみのひとつになっています」と話しました。
教室を主催する同公民館主事の安武博子さんは「皆さんに楽しんでもらえるような内容の講座を厳選して準備しています。高齢者教室が皆さんの外出のきっかけになればうれしいです」と笑顔で話しました。
お住まいの校区でも、さまざまな高齢者向けのイベントや教室を行っているので、一度参加してみませんか。
詳しくは、自治協だよりや公民館だよりなど、各校区で配布する広報物または区ホームページ(「福岡市南区 校区の魅力」で検索)をご確認ください。
問い合わせ先:区企画振興課
【電話】092-559-5017【FAX】092-559-5014
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