市は、花を育てることを通じて、豊かな心や人とのつながりを育む「一人一花運動」に取り組んでいます。区内でも多くの人がこの活動に参加しています。
●東若久校区・花で生まれるコミュニケーション
戸建て住宅が多い東若久校区では、玄関先などで花が大切に育てられています。同校区自治協議会は、花を育てている人に一人一花のロゴの入ったピックを花壇で使ってもらうことで、この運動に対する関心を高めようとしています。また、公園等で花を育て、市民が花と接する機会を増やしています。
同校区自治協議会会長の怡土弘之(いとひろゆき)さんは「公園などの花壇がきれいに彩られ、まちをきれいにしようという思いが広まっています。花が地域の皆さんのコミュニケーションのきっかけになっているので、地域のつながりがさらに深くなればうれしいです」と話しました。
●花で世界水泳を盛り上げよう
7月に開催される世界水泳福岡大会に合わせ、南区役所や西鉄大橋駅周辺などの花壇を青と白を中心とした世界水泳カラーの花で彩ります。
5月12日には、西鉄大橋駅西口の花壇の植え替えが行われました。花壇を管理する宅建協会南部支部の尾川昇(おがわのぼる)さんは「花が皆さんの癒やしになればと思い、管理しています。また、世界水泳では国内外から多くの人が福岡に来るので、まちを花で彩って大会を盛り上げていきたいです」と話しました。
花を育てることは暮らしに彩りを与えます。一人一花運動には「ボランティア花壇」や「パートナー花壇」などさまざまな取り組みがあります。皆さんも参加してみませんか。花と緑いっぱいのまちにしましょう。
問い合わせ:区総務課
【電話】092-559-5005【FAX】092-561-2130
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