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西鉄高宮駅近くの「高宮南緑地」内にある「旧高宮貝島家住宅」は、大正時代に建てられた市内有数の大きさを誇る近代和風建築で、市有形登録文化財に登録されています。この住宅を建てた貝島家は、麻生・安川と共に「筑豊御三家」と称されていましたが、何の事業で財を築いたでしょう。
(1)芸能
(2)石油
(3)石炭
(4)百貨店
◆正解・解説コーナー
正解:(3)石炭
貝島家は明治から昭和にかけて、筑豊で石炭事業により莫大な財を築き、地域発展にも貢献しました。住宅は、大正4年に建てられ、石炭業全盛時の歴史を今に伝えています。昭和2年に福岡市に移築され、平成29年に市の有形登録文化財に登録されました。
昨年、誰でも利用できる施設として一般公開されました。有料で貸し出している和室や洋室は、お茶会や町内会での活動、着付け教室などで利用できるほか、結婚式場やレストラン・喫茶茶房もあります。
施設を管理している事業者の犬山紗織(いぬやまさおり)さんは「早朝に庭園を眺める『朝食会』や、閉園時間を延長し、庭園を散歩する『夕さんぽ』などさまざまなイベントを開催しています。近場で自然と触れ合いながら、日常を忘れてゆっくりとした時間を過ごしてみませんか」と話しました。
日時:午前9時~午後5時(月曜休園)
問い合わせ先:旧高宮貝島家住宅・高宮南緑地
【電話】092-525-3131
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