区は、区内および周辺の大学・短期大学7校と包括連携協定を結び、大学の専門性を生かしたまちづくりを行っています。市や区が主催する事業に参加した学生に、地域の人と交流した感想や今後やってみたいことを聞きました。
◆第一薬科大学 石川クリスティーナさん(2年生)
▽薬に対する不安をなくしたい
市や市薬剤師会等が主催する薬物啓発イベント「NO DRUG,KNOW DRUGキャンペーン」に参加し、専門用語を使わずに、説明することの大切さを学びました。
将来は、薬の知識だけでなく共感力も持ち、薬に対して不安を感じている方にも安心してもらえるような、地域の皆さんに愛される薬剤師を目指したいです。
◆九州大学芸術工学部 末田尚人さん(3年生)
▽地域の皆さんとの交流が貴重な経験に
「Minamiku Art Next」に参加し、南市民センターで空間芸術の作品を展示しました。見てくださった地域の皆さんからは、学内では気づかない感想を聞くことができて、とても新鮮でした。
知られていない価値のあるものを広めることに興味があり、将来は企業や商品のブランディングなどの仕事ができないかと思っています。
◆純真学園大学 松田葵さん(1年生)
▽地域の皆さんの健康を守る
公民館で開催された「健康フェア」に看護学実習として参加し、地域の人と話をする中で、コミュニケーションが健康にとって大切なことを実感しました。
これからは、学校で子どもたちに看護師の仕事を知ってもらう活動にも取り組み、将来は、傾聴を大切に安心して相談してもらえる看護師になりたいです。
◆福岡女学院大学 松村佳乃さん(3年生)
▽人とのつながりが新たな学びに
南区の防災イベントに参加し、災害を経験した人から聞いた話は、学生同士の交流がほとんどだった自分にとって、考えや経験の違いに触れる大切さに気付くきっかけになりました。
保育を学んでいるので、将来は子育てをしている保護者の支援など、人とのつながりを大切にした仕事を見つけていきたいです。
◆久田区長からのメッセージ
区や市の事業に参加いただく中で、思いを抱き未来に向かってそれぞれの道を突き進んでいこうという、若い皆さんの熱い気持ちを感じることができました。南区役所は、これからも大学と地域をつなぎ、学生の皆さんの夢が実現できるよう、応援していきたいと思います。
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