私たち一人一人が「子どもの思いを尊重できる社会」を作ることが、虐待防止につながります。
■子育て家庭を地域で見守りましょう
保護者が子どもを虐待する背景には、生活に余裕がない、頼れる人が近くにいないなどが原因で、気持ちが追い詰められ、子どもを必要以上に叱って心や体を傷つけてしまう現状があります。
子どもが夜遅くまで遊んでいたり、親を避けたりする行動は、助けを求めるサインです。
知り合いで気になる親子がいても、どう対応したらよいのか悩んだり、戸惑ったりすることがあるかもしれません。子どもや保護者の様子、行動が気になる場合は、区子育て支援課や児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」にご連絡ください。匿名での通告・相談も可能で、相談してきた人の秘密は守られます。
■子育ての悩みは気軽に相談を
子育てについて誰にも相談できずに悩んでいませんか。子育ては楽しいことだけではありません。つらいことや不安があって当然です。
区子育て支援課では、社会福祉士、保育士、心理士などの専門職員が、電話や窓口で子どもに関する相談を受け付けています。他の人に聞かれる心配がなく、子どもの様子を一緒に見ながら話せる個室の相談室も利用できます。
また、年4回実施している子育て教室では子どもとの遊び方などを学ぶことができます。
子どもの発達や関わり方など、子育てについての心配事を一人で抱え込まずに、気軽にご相談ください。
問い合わせ:区子育て支援課
【電話】092-419-1086【FAX】092-402-2703
◆虐待かなと思ったら
【電話】189(いちはやく)
子どもや保護者の様子が気になるときは、迷わず児童相談所虐待対応ダイヤル「189」にお電話を。相談は匿名でできます。
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