福岡大学は、同大学の人材やスポーツ施設を活用して公立中学校の部活動を支援しようと、今年から学生を指導者として育成する取り組みを行っています。
これまでに大学生約120人が研修に参加し、指導者としての心構えや、けがをした際の対処法などを学びました。
10月から12月までの土曜日には、大学生が区内にある中学校6校の運動部の生徒に、競技の実技指導を行っています。
10月7日は、同大学でサッカーと剣道の合同練習がそれぞれ行われ、約40人の中学生が参加しました。大学生は、自ら実践して手本を見せたり、一人一人に熱心にアドバイスをしたりしました。
サッカーの指導を担当したスポーツ科学部4年生の橋口欧介さんは「将来は教員を目指しています。学生のうちから子どもと関わることができ、貴重な経験になっています。大学で学んだ専門的な技術を子どもたちに伝えられ、やりがいを感じます」と意気込みを語りました。
問い合わせ:区企画振興課
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