私たち一人一人が「子どもに優しい社会」をつくることが、児童虐待の防止につながります。子どもや子育て家庭が孤立しないよう、みんなで見守りましょう。
■虐待を防ぐためにできることがあります
▽子どもたちとあいさつをしよう
子どもが困ったときに「話してみようかな」と思うのは、普段から顔を知っていて、安心できる人です。まずは、日頃から近所の子どもたちにあいさつをして、顔見知りになることから始めてみませんか。
▽困っている保護者に声を掛けよう
保護者にとって、周囲に頼れる人がいないことや、生活に余裕がないことで、気持ちが追い詰められ、虐待のきっかけとなる場合があります。
子どもが泣いて困っている保護者がいたら、優しく声を掛けてみませんか。ちょっとした一言が心の支えになります。
▽虐待と思ったら相談を
いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声が聞こえたり、子どもの服や体が汚れていたりするなど、少しでも様子が気になるときは、迷わず虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」に電話してください。市こども総合相談センター「えがお館」につながり、匿名で相談できます。
■子育てについて気軽に相談してください
「言うことを聞かない」「イライラしてつい大きな声で叱ってしまう」など、子育ての悩みはありませんか。区子育て支援課では児童福祉の専門職員、区子どもプラザでは子育てコンシェルジュが、窓口や電話で相談に応じています。
問い合わせ:区子育て支援課
【電話】092-833-4108【FAX】092-822-2133
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