各校区では、子どもたちが健やかに成長できるよう、さまざまな取り組みが行われています。子どもたちの主体性や社会性を育む事業を行う団体の活動を紹介します。
◆七隈・地域で活躍できるリーダーを育成
七隈校区青少年育成協議会七隈つくしんぼは、地域のためにできることを子どもたちで考え、実行してもらおうとリーダー育成事業を実施しています。
小学生から高校生までの15人がメンバーとなり、公園清掃などのボランティア活動をしたり、イベントや講座の企画などを行ったりしています。3月は、地震などの災害時に役立てようと、火や包丁を使わない湯煎調理について、防災士から学ぶ講座を企画しました。
同会の村上聖子会長は「企画を検討する会議では、子どもたちが積極的にアイデアを出し合っています。活動を通して、主体性などを身に付けてもらえるとうれしいです」と話しました。
◆別府・スポーツで幅広い世代と交流
別府校区青少年育成連合会は、スポーツを通じて異なる世代と触れ合い、社会性などを身に付けてもらおうと、毎年「BEFU(べふ)リンピック」を開催しています。
今年は、約70人の子どもたちが、数グループに別れて地域の大人たちと一緒にカローリングやキックベースボールなどを楽しみました。
同会の入江大樹会長は「子どもたちは、大人にルールを教えてもらうなど、世代を超えて交流を深めています。また、準備や移動する時は高学年の子どもが率先して行動するようになるなど、自主性やメンバーをまとめる力の向上にもつながっています」と話しました。
問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-833-4053【FAX】092-844-1204
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