別府公民館では、地域のボランティアによる日本語教室が行われています。
同教室は、地域に住む外国人から公民館に「日本語を学びたい」という相談が寄せられたことがきっかけで、今年2月に始まりました。
初めは、日本語学校の講師の支援を受けていましたが、7月からは、ボランティアとして参加する地域住民20名だけで、学習内容の企画や授業の進行等を行い、月に4回教室を開催しています。
●日本語で自己紹介
7月4日の教室には、受講者5人と、地域のボランティア7人が参加しました。
「日本語で自己紹介」をテーマに、受講者とボランティアがペアになって内容を考えます。日本に来たきっかけや、職業、趣味など受講者が話したい事をボランティアが聞き取り、日本語でどう表現するのかを伝えました。
受講者は、日本での生活の話も取り入れながら、それぞれ一生懸命に日本語で自己紹介をしました。自己紹介が終わった後は、お互いの国の文化について質問し合うなど、交流を深めていました。
ボランティアとして参加する椎谷(しいたに)美代子(みよこ)さんは「それぞれのレベルに合った学習ができるよう、一対一で学習を進めるなど工夫しています。日本語を学ぶだけでなく、地域の皆さんと気軽に交流できる場にもなってほしいです」と話しました。
問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-833-4053【FAX】092-844-1204
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