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南片江校区男女共同参画協議会は、性別にとらわれずお互いを尊重し協力し合う大切さを学んでもらおうと、さまざまな取り組みを行っています。
■かるたでクイズ
11月4日に行われた同校区自治協フェスタでは、男女共同参画社会をテーマにしたかるたを使ってクイズを実施しました。
絵札を見ながら、空欄になった読み札の一部を考えるクイズで、子どもから高齢者まで幅広い世代の住民が挑戦しました。
かるたには「結婚は収入よりも家事育児」など、男女共同参画に関する内容が描かれていて、家庭での役割分担や、夫婦別姓など、性別によるさまざまな問題について、一人一人が考えるきっかけとなりました。
参加者は「以前は男性は仕事、女性は家事を担うものと思われがちでした。性別によらない考え方が当たり前になるといいですね」と話しました。
■そば打ち体験
12月1日は南片江公民館で、台所に立つ機会の少ない男性に、料理の楽しさを伝え、家事に参加するきっかけにしてもらおうと「そば打ち体験」が行われました。
参加者からは「準備から片付けまで、料理の大変さを実感しました」「自分で作ると達成感があります。家でもチャレンジして家族を喜ばせたいです」との声が聞かれました。
■同協議会会長 西永厚子さんの話
男女共同参画に関する問題は、固定的な考え方や思い込みから、無意識のうちに見過ごされがちです。
地域のみなさんが、性別にとらわれない考え方の大切さに気付き、誰もが個性や能力を発揮できる社会に向けて、今後も活動を続けていきたいです。
問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-833-4053【FAX】092-844-1204
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