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自治体の皆さまへ

交通事故のないまちを目指して 守ろう!自転車の交通ルール

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福岡県福岡市 クリエイティブ・コモンズ

自転車は子どもから高齢者まで通勤や通学、買い物、レジャー等、さまざまな目的で利用されています。身近で便利な乗り物である一方で、接触事故などが発生しやすく、死亡事故につながる危険性もあります。

■自転車の交通ルールについて
早良警察署交通課の山崎謙一郎課長に聞きました。

令和6年11月1日から、自転車利用についての罰則が強化されました。一つ目は、スマホ等での通話や画面を注視しながらの運転、二つ目は飲酒運転です。酒気帯び運転にも罰則が適用されるほか、自転車利用者に飲酒を勧めたり、飲酒した人に自転車を提供した人も罪に問われます。「ながら運転」や飲酒運転は大変危険です。絶対にしないでください。
自転車事故の多くは、信号無視や交差点で一時停止しなかったことが原因です。自転車も車両です。加害者にも被害者にもならないように交通ルールを守り、安全運転を心掛けましょう。

■自転車の無灯火ゼロへ
視界が悪くなる夜間は、ライトを点灯せずに自転車を運転すると前方の安全確認ができないだけでなく、周りからも見えにくいため危険です。
11月13日に大原校区で「第27回大原校区自転車無灯火ゼロ運動」が行われ、同校区の交通安全推進委員会をはじめとした各種団体や警察など、関係者77人が参加しました。
校区内の道路約10カ所で、自転車利用者に啓発グッズやチラシを配布し、ライトの点灯や安全運転への協力を呼び掛けました。同校区交通安全推進委員会の戸簾(とみす)寛会長は、「活動当初の灯火率は約60%でしたが、現在は約90%と多くの人がライトをつけています。しかし、イヤホンを着けて呼び掛けすら聞こえない危険な状況での運転も見られます。事故に遭わないためにも、交通ルールを守ってもらいたい」と話しました。
同校区自治協議会の阿部哲法会長は「自転車も車両ということを知らず、一方通行の道路を逆走する自転車も見られます。交通ルールを周知して、交通事故ゼロのまちを目指しましょう」と参加者に呼び掛けました。

区は、地域の団体や保育所、幼稚園、小・中・高等学校などを対象に交通安全教室を実施しています。自転車事故を防ぐ注意点や、横断歩道の渡り方など対象者に応じた内容で行います。気軽にご相談ください。

◆自転車安全利用5則
○飲酒運転は禁止
自転車も飲酒運転は禁止です。

○ヘルメットを着用する
交通事故の被害軽減を図る重要な役割を果たします。

○夜間はライトを点灯する
無灯火は周りからも見えにくく危険です。

○車道が原則、左側を通行する
歩道は例外、歩行者を優先する
歩道と車道の区別がある道路では、車道の左側に寄って通行します。

○信号と一時停止を守って、安全確認を
交差点では信号機や一時停止標識を守り、道路を横断する際は安全確認を。

問い合わせ先:区総務課
【電話】092-833-4304【FAX】092-833-4388

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