市は、認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちを目指す「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」を推進しています。
区は、認知症を正しく理解し、地域で認知症の人やその家族を温かく見守り、できる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成する講座を開催します…下記参照。
●事業所ネットワークと連携した取り組み
昨年11月に田隈校区で、認知症サポーター養成講座と認知症の人への声掛け体験が行われました。高齢者等を見守る「ふれあいネットワーク」の活動に参加する地域住民と、地域の福祉事業所や医療機関の職員等で構成する事業所ネットワーク「さわらまんなかネット」のメンバーが参加しました。
地域住民は、「認知症サポーター養成講座」を受講後、ステップアップとして、「さわらまんなかネット」のメンバーが扮(ふん)する認知症の人への声掛けを体験しました。
講師を務めた、認知症キャラバン・メイトで主任介護支援専門員の照屋広基さんは、「認知症の行方不明者は年々増加しています。早期発見のために、困った様子の人を見かけたら、まずは声を掛け、必要に応じて関係機関につなぐことが重要です」と話しました。
◆認知症サポーター養成講座
日時:3月5日(火)午後2時~3時30分
場所:ともてらす早良
対象:区内に住む人
定員:先着50人
料金:無料
申し込み:2月15日(木)午前9時30分から電話かファクスで、講座名、氏名、連絡先を区地域保険福祉課へ。
問い合わせ先:区地域保健福祉課
【電話】092-833-4362
【FAX】092-833-4349
<この記事についてアンケートにご協力ください。>