加熱不十分な鶏肉料理が原因のカンピロバクター食中毒が多発しています。「新鮮だから安全」は間違いです。カンピロバクターは、新鮮な鶏肉であるほど食中毒の危険性が高いといわれています。
カンピロバクター食中毒になると、下痢や腹痛等の症状のほか、症状が治まった後に手足のまひなどを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症し、後遺症が残ることもあります。
飲食店で鶏肉料理を食べる時は、鶏刺しや鶏のたたき、鶏のレア焼きなどを避け、中心部までしっかり加熱されたメニューを選ぶようにしましょう。
また、家庭で鶏肉を調理する時は次の4点に注意しましょう。
(1)肉は中心部までしっかり焼く
(2)生肉に触った後は石けんで手を洗う
(3)生肉を保存するときは、肉汁(ドリップ)が他の食材に付着しないように密閉容器などに入れ、冷蔵庫で保管する
(4)食事用の箸とは別に、生肉専用の箸やトングを使用し、調理後は洗剤で十分洗浄する
問い合わせ:区衛生課
【電話】092-851-6609【FAX】092-822-5733
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