皆さん、「今津人形芝居」をご存知ですか。
170年以上の歴史がある人形浄瑠璃で、明治24年に今津の隣村・大原から人形・道具を譲り受けて始まり、昭和29年には県無形民俗文化財に指定されました。芝居を存続させようと昭和45年に「今津人形芝居少年部」が組織され、そこから青年層の人形遣いが育っていき、現在の「今津人形芝居保存会」へと発展しました。
現在は、年に一度の定期公演に向けて練習に励むほか、各地域から依頼を受けて公演を行うこともあります。
今津小学校では平成16年から、3年生の総合的な学習の時間を利用して「今津人形芝居」を練習しています。第26回定期公演では、子どもたちも地域の一員として舞台に上がります。
同会の宗久隆座長は「地域に根差した重要な伝統文化が、県無形民俗文化財として親しまれています。世代を超えて演じられる今津人形芝居を、ぜひ見に来てください」と話します。
◆第26回今津人形芝居定期公演
日時:10月29日(日)午後1時半開演
場所:さいとぴあ大ホール
料金:無料
問い合わせ:今津公民館
【電話】092-806-2021【FAX】092-807-2550
<この記事についてアンケートにご協力ください。>