医療機関や介護事業所、福祉施設などがネットワークをつくり、地域の健康づくりなどに協力する取り組みが広がっています。区内にある九つの事業所ネットワークのうち、三つの取り組みを紹介します。
●西第4、第7地域医療福祉ネットワーク
壱岐南・金武・壱岐・壱岐東校区にある約50の事業所等が参加し活動しています。認知症の講座や小学校での福祉教育などに講師を派遣しているほか、今年度は壱岐東校区健康フェアに共催として参加し、アイフレイル(加齢による目の機能低下)チェックなどを行いました。
代表の北野晃祐さんは「この地域は、地下鉄橋本駅を中心に発展を続けています。子どもから高齢者まで幅広い世代の皆さんと関わり、地域に役立つ存在になりたいです」と話します。
●介護ネットワーク西部
今宿・玄洋・今津・北崎校区で約20の事業所等が参加し、「介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるようにサポートを行うこと」をモットーに活動中です。介護予防教室などに講師を派遣しており、認知症の講座では寸劇などを交え、より分かりやすくなるように工夫しています。代表の池庄司さんは「介護、福祉、医療の専門職として、今後も地域の皆さんの役に立てるよう頑張ります」と話します。
●ろくさぽ
石丸・下山門校区で、約50の事業所等が参加し、「できることをできることから」をスローガンに活動中です。地域交流サロンへの講師派遣や車椅子体験のサポートのほか、地域カフェ「つながるカフェ」に立ち上げから関わり、地域の健康づくりを支援しています。代表の平井裕介さんは「ネットワークの強みを生かし、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、健康づくりや地域活動のお手伝いを進めていきます」と話します。
健康づくりに興味がある人やネットワーク活動に参加を希望する事業所は、下記までお問い合わせください。
問い合わせ:区地域保健福祉課
【電話】092-895-7077【FAX】092-891-9894
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