「ふらっと」とは、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態を目指すという意味をこめています。
■“福岡県”の男女平等度合いは?
上智大学の三浦まり教授らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」は、3月8日の国際女性デーに合わせ各都道府県の男女平等の度合いを政治・行政・教育・経済の4分野に分けて分析した、「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を公表しています。この指数は「1」に近づくほど男女平等であることを示し、内閣府などの統計から30指標を選び、世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数」とほぼ同様の手法で分析しています。
▽福岡県の強みと課題
行政4位、教育12位、経済19位という結果でした(表参照)。行政の分野は全国で4位となっていて、これは市区町村の審議会や防災会議の女性割合が高く、九州で唯一、女性副知事がいることが要因となっています。
昨年はワースト1位だった「共働き家庭の家事・育児に使用する時間」の男女格差は、43位でした。今年は順位を上げているものの、「共働き家庭の家事・育児に使用する時間」は男性47分、女性274分と、その差は227分もあります(グラフ参照)。
女性の家事負担が大きい今の家庭状況が、当たり前のように将来に引き継がれないために、また自分自身やパートナーのためにも、意識して変えていきませんか。
▽出典
あなたの地域のジェンダー平等は?都道府県版ジェンダー・ギャップ指数ホームページ
▽福岡県の状況
(都道府県版ジェンダー・ギャップ指数2023)
▽共働き家庭の家事・育児に使用する時間の男女格差
◆男女共同参画川柳を募集します
「自分の当たり前って、世の中の当たり前?」「世の中の当たり前って、本当に当たり前?」など、日頃のモヤモヤを川柳にしてみませんか。
応募締め切り:9月末
応募方法:川柳を書いた紙面に、住所・氏名を記入してファクス(N53-2048)で応募してください。
問合せ:ちくご男女共同参画ネットワーク・江﨑
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問合せ:男女共同参画推進室
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