「ふらっと」とは、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態を目指すという意味をこめています。
■(第2弾)気づいていますか?身近なジェンダー・バイアス
社会的・文化的に形成される「男らしさ」「女らしさ」に基づいた偏見や先入観をジェンダー・バイアスといいます。
▽子どもたちにこんなことを言った経験はありませんか
(1)男の子なのに裁縫が得意なの?女子力が高いね
(2)女の子なのに日焼け止めを塗らないの?真っ黒に日焼けして男の子みたい
(3)家事が出来(でき)ないといいお嫁さんになれないよ
(4)男は一家の大黒柱になるのだから、しっかり勉強していい就職ができるよう頑張らないと
▽無意識を意識しましょう
(1)・(2)は、意外だという意味の他に、男の子らしくない、女の子らしくないというニュアンスが含まれています。
無意識の言葉で心を傷つけられる人がいます。相手の顔が曇ったら、コミュニケーションをとり、理由を確認して自分の「当たり前」をアップデートしていきましょう。
▽言い方を変えてみましょう家事をするのは女性、一家を支えるのは男性だと決めつけていませんか。
(3)・(4)は、激励の意味を込めた言葉かもしれませんが、性別で役割を分けた時代錯誤の声掛けです。性別を問わず家事力は必要ですし、夫婦で家計を支えるという選択肢もあります。
性別に関係なく、(3)は「家事が出来ないと苦労するから出来るようになっておいた方が良いよ」、(4)は「自分がなりたい職業の選択肢が広がるように、勉強も頑張って」のように言い方を変えてみましょう。
ジェンダー・バイアスにとらわれることなく、その人らしさを見つけませんか。
問合せ:男女共同参画推進室
【電話】65-7051
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