みんなで支(ささ)え合(あ)い 地域包括(ちいきほうかつ)ケアシステム

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市では経験豊かな高齢者の能力を活かせる社会参加と生きがいづくりの充実をめざしています。今回はシルバー人材センターについて紹介します

令和5年1月～2月に実施した本市の「高齢者に関する調査」では、ボランティアや趣味などに7割以上の人が参加していると答えています。また、収入のある仕事をしている人は2割以上でした。

■シルバー人材センターとは
シルバー人材センター(以下、センター)は、「長年培った経験や能力を活かし、自分なりの働き方で社会貢献をしたい」と考える60歳以上の人に就業の機会を提供することで、生きがいや生活の充実、地域社会の活性化を図ることを目的としています。
センターに登録することで会員は仕事を紹介されます。
センターは、国、県、市からの支援を受けて運営されている公益社団法人で、営利を目的としていません。
現在、筑紫野市シルバー人材センターの会員数は528人、会員の平均年齢は75.3歳で、最高年齢は90歳です。

■どのような仕事があるの?
自身の知識・能力やライフスタイルによって、仕事内容・働き方を選択できます。

▽託児施設シルバーほほえみ
生後3カ月～就学前の乳幼児の託児を行っています。

▽石焼き芋販売
毎年11月〜2月の間、毎週火・金曜日、10時30分からカミーリヤで販売しています。

▽庭の剪定(せんてい)・草刈りなど

■どうしたら入会できるの?
入会説明会は定期的に行われています。
日時：毎月第2水曜日、10時〜(1時間程度)
※入会受付は第3・4水曜日、10時〜
対象：市内在住で60歳以上の働く意欲のある人
年会費：2500円
※年度途中入会者割引有
※会員登録は、雇用ではないため、会員に一定の就業日数や収入を保証するものではありません。
社会の一員として、自分らしく活動できる場があると、生きがいや介護予防につながります。
興味のある人は、筑紫野市シルバー人材センターまでご連絡ください。

場所・問合せ：筑紫野市シルバー人材センター(岡田3丁目11-1　ほほえみタウンC棟)
【電話】919-7755

このように、既存の活動やつながりを大切にしつつ、地域に関わるさまざまな人や団体ができる範囲で支え合う、まちづくりが広がっていく姿は、まさに地域包括ケアシステムであり、市でもこのような取り組みが広がるよう努めています。

問合せ：高齢者支援課