■「伝わること」を楽しんで
筑紫野市手話(しゅわ)の会(かい)
目まぐるしく動く手、くるくると動く表情。笑い声も絶えません。この日は、地名や簡単な短文の表し方を学んでいた筑紫野市手話の会の皆さん。「そんな表現もあると?」「はじめて見る表し方やね」みんなが自由に発言できる和やかな雰囲気で学習が進んでいます。
筑紫野市手話の会(以下「手話の会」)は設立から42年目を迎えます。現在のメンバーは42人。筑紫野市聴覚障害者協会の協力を得ながら活動しています。「活動には必ずろう者(聞こえない人)にも参加してもらい、指導してもらっています。ろう者の暮らしや背景を理解することが大事だと思うからです」という代表の崎村さん。学習内容も、何気ない会話の中からヒントを得ていて時事ネタも多く取り上げているそうです。手話の学習のほか、他団体との交流、館外学習、全国大会への参加など多彩な活動は手話の熟練者も初心者も楽しめる内容となっています。またイベントなどへの手話通訳派遣も手話の会の大事な活動です。
活動は参加しやすいように昼の部と夜の部を設けています。手話という言語に興味のある人、コミュニケーションが好きな人の参加をお待ちしています。
▽筑紫野市手話の会
例会日時・場所:
・昼の部…毎週木曜日13時~15時
※昼の部は実施日により場所が異なります。
・夜の部…隔週火曜日19時~20時30分、カミーリヤ
対象:手話奉仕員養成講座(本紙5ページ参照)修了者、手話の会の活動に賛同する人
問合せ:筑紫野市ボランティアセンター
【電話】926-1940
■掲載希望を募集します
このコーナーへ掲載を希望するクラブやサークルを募集します。対象は、筑紫野市民を中心にして市内で活動している社会教育団体で、営利目的・会費の一部が主催者や上部団体の収入になるものを除きます。詳しくは問い合わせください。
問合せ:秘書広報課広報広聴担当
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