■様々な問題を抱える女性たち
生活困窮やDV、ストーカー被害、性暴力・性犯罪被害など、女性が抱える問題は複雑化・多様化・複合化しています。また、10代・20代の女性を中心にAV出演被害やJKビジネス、SNSを利用した性被害などが起こっています。
こうした状況の中、「私にも悪い所があった」と考えたり、深刻な被害に遭っているにも関わらず、他の人と自分の状況を比較し「私は大丈夫」と、計り知れない影響に気付いていない女性は少なくありません。
■相談件数は増加傾向に
性暴力・性犯罪被害者のためのワンストップ支援センターへの相談件数は年々増加しており、2023年には69,100件(前年度比9.5%増)となっています。
また、2023年のDVに関する相談件数は全国で、およそ8万8600件あり、前の年より4000件以上増加しました。これはDV防止法が施行された2001年以降で最多です。
■寄り添った支援の充実を
2024年4月「困難な問題を抱える女性を支援する法律」が施行されました。この法律は、困難な問題を抱える女性に寄り添った支援を行い、安心・自立して暮らせる社会の実現を目指すためのものです。
行政だけではなく、様々な関係機関や民間との連携・協働により、支援を必要とする人の気持ちに寄り添ったきめ細やかな支援が途切れることなく行われることが期待されます。
■女性支援ポータルサイト「あなたのミカタ」(二次元コードは本紙を参照してください。)
どんな相談先があるの?
性被害・家庭の問題ってどんなこと?
いろいろな情報を提供しています。
■全国一斉 「女性の人権ホットライン」強化週間
女性のさまざまな人権問題について相談に応じます。
期間:11月13日(水)~11月19日(火)
【電話】0570-070-810
(13・14・15・18・19日…8:30~19:00)
(16・17日…10:00~17:00)
問合せ:
子育て・健康支援課 子育て支援係【電話】(内線143)
人権課 人権男女共同参画係【電話】(内線341)
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