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自治体の皆さまへ

町長室だより

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福岡県築上町

築上町長 新川久三

爽やかな新緑の候となり、皆さんにはご清祥のことと存じます。令和6年度が始まり1か月が過ぎ、社会人や学生の新人さんには一段落のことでしょう。次のステップに向かって頑張ってください。

■国道10号の交差点改良始まる
今年度の国土交通省の予算に国道10号の渋滞緩和対策の費用が計上されています。湊の農業公園入口から上り松川付近までの区間の交差点改良を行う計画となっています。今年度の予算計上は測量設計費で、用地交渉を経て、工事は次年度以降になる模様です。
国道10号の4車線化(行橋市辻垣から豊前市四郎丸間)については長年国に要望をしており、ようやく少しではありますが実現することになりました。この交差点改良を契機に、国道10号全線4車線化について国に要望をしてまいります

■能登半島地震の被災地支援で職員を派遣
1月1日に発生した能登半島地震は多数の死者と多大な被害を生じさせました。徐々に被害の後片付けも進んでいますが、種々の事務処理に多くの人手が必要とのことで石川県町村会から福岡県町村会に職員の派遣要請がありました。築上町からも職員派遣をすることにし、生涯学習課スポーツ振興係の野村仁資係長を石川県穴水町に派遣します。被災者生活再建申請の受付業務に従事する予定です。期間は4月22日から5月1日までです。

■元寇ゆかりのネットワーク発足
日本と大陸は平穏のときが多かったようですが、朝鮮半島をめぐって神功皇后の朝鮮遠征と天智天皇の白村江の戦いがありました。直接中国本土との戦いはなかったのですが、文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)と元の猛攻があり、その防備に時の執権北条時宗の命令で宇都宮通房が活躍しました。『蒙古襲来絵詞』には宇都宮氏の紋所「左三巴紋」の鎧を着た武将通房が描かれ、その活躍ぶりがわかります。その後、宇都宮氏は北条得宗家との関係を深め、鎮房まで続く権勢を確立したといいます。
このような元寇ゆかりの地の自治体がネットワークを作ろうと、長崎県松浦市の呼びかけで20市町が参加し、築上町も参加した次第です。このネットワークは元寇と戦った鎌倉武士に関する事業と元寇にゆかりのある地域の活性化に関する事業を行うことを目的にしています。

■大相撲夏場所
大相撲夏場所が12日から始まります。築上町出身の力士には西高塚出身の東誠竜大輝さんと東高塚出身の西田健心さんがおり、先場所は惜しくも勝ち越しがかないませんでしたが、今場所は勝ち越すことを期待しています。町民の皆さんも応援よろしくお願いします。

では今月はこれで失礼します。皆さんのご活躍・ご健勝を祈念しています。

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