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福岡県築上町

■織田杏菜(あんな)さん JICA海外協力隊としてケニアに赴任
築上町出身の織田杏菜さんが、1月から2年間の予定でJICA海外協力隊としてケニアに派遣されます。織田さんは看護師で、シアヤ・サブカウンティ保健事務所に配属されます。

・協力隊に応募した動機は?
幼少期から海外に興味がありました。自分の経験や能力を世の中に還元したい気持ちがありました。

・海外に興味を持ったきっかけは?
小さい頃から歴史上の人物の伝記を読んだり、学生時代にはバックパッカーをしたバイト先の先輩の話を聞いたりする中で、インプットしたものが積み重なって、漠然と「私もいつか」と思うようになっていました。

・JICAを知ったきっかけは?応募までの経緯は?
20歳の頃、自分の仕事について考える機会がありました。その当時は柔道整復師をめざす専門学校に通っていて、その学校の先生から、海外に興味があるならとJICAの活動を教えてもらいました。JICAに看護師の枠があると知って、そこから勉強し、令和元年に看護師免許を取得して、看護師としての経験を積んでから、令和5年の秋募集に応募しました。

・看護師時代もJICAへの応募を見越していたの?
専門職なので、応募するのは経験を積んでからの方がよいと思っていました。モチベーションの波や、途中あきらめようと思ったときもありましたが、行けるような環境で、健康な身体があって、周囲に反対されているわけでもないので、頑張ったら行けるという立場を生かしたいと思っていました。

・派遣が決まるまでの道のりは?
書類審査と2回の面接がありました。

・行く場所は選べるの?
希望が出せます。私は国よりも条件や仕事の内容でしぼって選びました。

・海外に行った経験は?
個人的な旅行ですが、ひとりでぶらっと行くのが好きで、何か国か一人旅をしました。

・ケニアではどんな活動をするの?
シアヤという場所で現地看護師の指導をします。直接的な医療行為はしませんが、効率的なワクチン管理方法の確立のために支援します。ワクチンを安全に有効的に使用できるように現地の方と協力して活動したいと思っています。また、ワクチン接種に来る地域の方を対象に保健プロモーションをする予定です。

・派遣に向けて取り組んでいることは?
主に英語、スワヒリ語の語学学習と健康管理を重視して取り組んでいます。

・派遣前の今の気持ちは?
不安よりも楽しみの方が大きいです。日本を2年間も離れたことがないので、今は準備などやるべきことを淡々としている状態です。

・不安はないの?
ないことはないですが、行ってみないとわからないことが多いので、流れに身をまかせて、なるようになると思っています。不安に思っても仕方ないので、楽しむ気持ちを大切にしたいです。

・ケニアでPRしたいことは?
現地の文化や価値観を尊重しつつ、日本の看護の特徴である、患者に寄り添う姿勢やきめ細やかなケア、清潔・安全管理を伝えたいです。

フレーフレー挑戦者
フレーフレー織田さん

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