新年のごあいさつ(1)

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■築上町のますますの発展と飛躍を

築上町長　新川　久三

新年あけましておめでとうございます。輝かしく新しい年をお迎えのことと存じます。今年は巳年で、蛇は脱皮をする度に大きく成長し、昔から縁起がいいとされています。今年も巳年にちなんで良き年であることを願っています。

◇築上町が20年目に入りました
平成18年1月10日に椎田町と築城町が合併して築上町が発足しました。合併後の財政は厳しく、3年計画の財政再建で、職員数を約40人減らし、特別職の給与を13～20%減額、職員給与を3～5%カットして人件費を節減しました。また事業の見直し等、種々の再建策で町財政を改善し、以後、着実に社会資本の整備、福祉・教育・子育ての向上をめざしてきました。しかし、全国的な少子高齢化で、合併から19年間で人口が5,000人減少して16,000人台になりました。職員一丸となり対策をしておりますが、すぐには効果が出ず、引き続き縮充と財政を考慮しながら住民サービスの向上をめざしてまいります。

◇令和7年の町政
昨年12月に各課予算を整理し、2月初旬までに査定をして、3月議会に提案します。「築きのもり築上町図書館」は8月末に完成し、本の搬入等を行い、11月22日に開館します。また、椎田地区の小中一貫校は小学校((仮称)椎田統合小学校)の校名が「椎田小学校」に決定し、令和9年4月の開校に向けて、新年度に工事入札を行います。子育て支援では、引き続き妊娠期から子育て期まで切れ目なく、きめ細やかな支援を行っていきます。新年度には見守り支援を目的としたおむつ等の育児用品定期便事業を開始します。さらに、遊休町有地を宅地として売却していき、若者の定住化を促進します。
皆さまには築上町へのふるさと納税を町外の親戚やご友人、知人の方にお声かけしていただければありがたいです。

それでは今年一年、町民の皆さまが健康で活躍されることを祈念して年頭のご挨拶とさせていただきます。