新年のごあいさつ(2)

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■「住んでよかった」と実感できる町づくりに尽力

築上町議会議長　塩田　文男

謹んで新春のお慶びを申し上げます。日頃から議会への深いご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は町が未来に向けて大きく踏み出した1年となりました。その中でも、町議会で制定した「議会ハラスメント条例」が月刊『地方議会人』に取り上げられ、私たちが進める取組が全国に注目されました。この条例は、議員間の信頼関係をより一層深め、自由で建設的な議論を実現することで、健全な議会運営をめざすものです。これは築上町議会の先進性を示す出来事であり、大変光栄に感じております。
さらに本年は、町の発展を支える数々のプロジェクトが始動します。まず、新たな小中一貫校の建設がスタートします。この学校は、子どもたちに幼少期から中学校卒業まで一貫した教育環境を提供し、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を支える基盤となるものです。地域全体で子どもたちを支える、町の将来にとって大変意義深いものだと考えております。
また、新図書館が11月22日にオープンをむかえます。町が誇る文化的なシンボルとして親しまれることを期待しています。
そして、特に注目すべきは、大型店舗の進出が予定されていることです。実現すれば大きな経済効果が期待できます。具体的には、新たな雇用機会の創出で安心して働ける環境が整うことや地元経済が活性化することで町全体の発展につながるでしょう。また、近隣住民の買い物の利便性を大きく向上させるだけでなく、町内外からの人の流れを生み出すことで地域全体の活力を押し上げることが想定されます。
本年も責務を全うし、皆さまの声に真摯に耳を傾けてまいります。安心して暮らせる防災・減災対策の推進、高齢者福祉や子育て支援の充実、そして地域産業の振興を中心に、町民の皆さまが「住んでよかった」と実感できる町づくりに尽力します。抱える課題は少なくありませんが、皆さまとともに解決に取り組むことで大きな飛躍を遂げられると信じています。本年も変わらぬご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。結びに、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。