町長だより

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築上町長　新川　久三

今年は昨年に比し、平穏な正月になりました。日向灘沖で地震が発生し、災害応援協定を結んでいる宮崎県新富町が震度5弱と知り、早速、新富町長に連絡をしたところ、大きな被害は出ていないとのことで安堵しました。

■盛りだくさんな1月の行事
1月7日に中央公民館で、新年のあいさつ会が催され、町内外から128人の方が旧交を温め、初対面の方は名刺交換をして新年を祝いました。
9日には、(株)ジョイフルの穴見陽一会長のご厚意で、日奈古の神社の改修費全額を私財で寄進され、その起工式典に参加しました。
11日は消防出初式を中央公民館で開催しました。本来は椎田グラウンドで挙行する予定が、前日の降雪によるグラウンドコンディション不良のため、屋内での開催となりました。消防団員の勇壮な行進が省かれましたが、女性消防団と町職員で組織する役場消防団の参加がありました。
12日にはソピアで、はたちの集いを開催し、該当者130人が式典に集いました。来賓では、ご本人臨席で村上衆議院議員、上村築城基地司令、塩田町議会議長からご祝辞をいただきました。また、松山参議院議員、大家参議院議員、野田参議院議員、下野参議院議員それぞれの秘書の出席をいただきました。さらに町からは、町議会議員、教育委員、社会教育委員、椎田と築城両中学校の在学時の校長がお祝いに臨席されました。
式典では、観光大使でシンガーソングライターの冨永裕さんが国歌を独唱し、世界的ダンサーのケント・モリさんが、ハリウッドのスタントマン、ガイ・ダシルバさんとサプライズで登場し、一同喫驚しました。町では、実行委員会形式で、手作りの式典を14年続け、特色ある式典となっています。

■各種表彰とお祝い
昨年12月、築上町ジュニアリーダークラブが、公益社団法人全国子供会連合会から、模範となる活動をしているとして全国表彰を受けました。ジュニアリーダークラブは子ども会の延長で、中学生から20歳未満で組織しています。
また、築城特別支援学校の木佐貫真裕さんが独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構主催の絵画コンテスト(中学生の部)で理事長奨励賞を受賞、同校の大城戸紅葉さんが「2024ふくおか県障がい児者美術展」(小・中学生の部、写真部門)で最高賞の福岡県知事賞を受賞しました(昨年12月)。ご両人ともにおめでとうございます。

2月も引き続き、町でたくさんの行事があります。旧藏内邸では3千体に及ぶ雛飾りを展示している「ひなづくし」、綱敷天満宮では「しいだ梅祭り」、伝法寺では「智恵の文殊大祭」(武者行列)があります。町民の皆さんには、寒気の中、ご自愛いただき、風邪などひかないようお気をつけください。