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自治体の皆さまへ

特集 粕屋南部消防組合 創立50周年

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福岡県粕屋町

粕屋南部消防組合(志免町、宇美町、須恵町、粕屋町、篠栗町、久山町によって組織)は、本年10月で創立50周年という節目の年を迎えました。この間、消防署の整備や車両の更新、火災予防体制の充実など消防力の強化が図られてきました。これからも地域の皆さまが安全で、安心して暮らしていけるよう、更なる飛躍が期待されます。
今回の特集では、粕屋南部消防組合の50年の軌跡を振り返ります。

■概要
昭和48年に、志免町・宇美町・須恵町の3町、職員26名で粕屋南部消防組合が設置されました。社会・経済・住宅事情等の変化に伴い、常備消防設置の必要性から、広域行政の一環として、3町で共同処理するための消防組合を組織すべく、粕屋南部消防組合消防本部と粕屋南部消防署が設置されました。その後、昭和61年に、常備消防を設置すべき自治体として指定を受けた粕屋町・篠栗町・久山町の3町が当組合に加入し、構成自治体は6町となり、従来よりも広域の行政責任を負うこととなりました。

■注目事業
・救急件数の著しい増加に伴い、日勤救急隊(主に転院搬送に出動)を本部に配置し運用を開始しています。また将来的に救急隊の増隊を計画中です。
・20年以上活躍してきたはしご車の更新を予定しています。

■組合創立50周年記念事業
◇消防ポスターコンクール
私たちの住んでいる地域から火災を防止し、火災予防に関心を持ち、防火意識の向上を図ることを目的として、管内の小学校4年生(1,161名)から「火災予防」をテーマにポスターを募集しました。
※詳細は本紙をご覧ください。

◇発足50周年記念動画
50年間の歴史を簡単な動画で紹介しています。12月1日から、当本部ホームページでご覧いただけます。
※粕屋南部消防本部ホームページの二次元コードは本紙をご覧ください。

◇消防川柳コンテスト
「消防・救急・火災予防への思い、期待すること」をテーマに管内の60歳以上の方々を対象として、消防川柳を募集し、48句の応募がありました。
※詳細は本紙をご覧ください。

粕屋南部消防組合が発足して、今年で50年という記念すべき年を迎えました。これまで、消防行政の発展にご尽力された関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。粕屋南部消防組合においては、粕屋地域の人口増加や発展に伴い、高所での消火活動に対応するはしご車の導入や迅速な出動を可能とする西出張所の設置など、消防体制の強化が図られてきました。
近年は自然災害の激甚化や、新型コロナウイルス感染症への対応など、消防・救急業務における課題は複雑・多様化しています。今後も消防力の強化を目指し、消防と行政、そして地域が一体となり、安心・安全なまちづくりに取り組んでまいります。
粕屋南部消防組合 組合長
箱田 彰(粕屋町長)

■歴史
・昭和48年(1973年) 粕屋南部消防組合消防本部 設置
・昭和49年(1974年) 消防本部・消防署庁舎 竣工
・昭和55年(1980年) 庁舎増築(東側3階部分)
・昭和56年(1981年) 16m級屈折はしご自動車整備
・昭和61年(1986年) 粕屋町・篠栗町・久山町が消防組合に加入、粕屋町役場敷地内にて実働開始
・平成3年(1991年) 中部消防署・自治会館合同庁舎 竣工
・平成7年(1995年) 阪神淡路大震災出動 緊急消防援助隊創設登録
・平成9年(1997年) 高規格救急車整備
・平成12年(2000年) 粕屋中南部休日診療所 開設
・平成14年(2002年) 40m級はしご自動車整備
・平成18年(2006年) 消防本部・南部消防署庁舎 竣工
・平成23年(2011年) 東日本大震災出動 マスコットキャラクター「かすにゃん」誕生
・平成28年(2016年) 中部消防署西出張所 開設
・平成29年(2017年) 福岡都市圏消防共同指令センター 運用開始
・令和5年(2023年) 粕屋南部消防組合 創立50周年

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