令和6年度 当初予算

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令和6年度の一般会計予算は、前年度当初予算から10億7,600万円(5.3%)増の212億5,600万円となり、過去最大の予算規模となりました。特別会計と企業会計を合わせた予算総額は322億1,583万9千円で、前年度当初予算から16億945万7千円(5.3%)の増額となります。

【一般会計予算額　212億5,600万円】

※端数処理(四捨五入)により合計が一致しない場合があります。

■一般会計歳入状況
自主財源は、大半を占める町税が前年度比5,952万9千円(0.8%)、寄附金が2億5,000万円(26.3%)の増となりました。一方で依存財源は、前年度比5億28万8千円(5.2%)の増で、国・県支出金の増加が主な要因となっています。自主財源と依存財源の前年度からの増加率が同程度であったため、自主財源の割合は前年度と変わらず52.4%となりました。

▽歳入用語の説明
・自主財源…地方公共団体が自主的に収入できる財源
・依存財源…国や県の配分による財源
・町税…町民の皆さまに納めていただく税金
・繰入金…歳入不足を補うため、積み立てていた基金から繰り入れるお金
・町債…町が事業資金を調達するための借金および地方交付税の振替である特例地方債(臨時財政対策債)
・地方交付税…県や市町村の財政状況に応じて国から地方に交付されるお金
・国・県支出金…町が行う事務や事業に対する国や県からの補助金(負担金)

■一般会計歳出状況
消費的経費は、低所得者支援や定額減税を補足する給付の実施などにより前年度比18億6,883万4千円(13.8%)の大幅な増となり、公債費や積立金の増加により、その他の経費が2億1,320万4千円(7.2%)の増となりました。普通建設事業費は前年度比10億603万8千円(27.2%)の大幅な減少となり、投資的経費の割合は12.7%と前年度から5.6ポイント下がりました。

▽歳出用語の説明
・消費的経費…支出効果が単年度又は短期に終わるもの、後年度に形を残さない経費
・投資的経費…社会資本整備など、支出の効果が長期にわたる経費
・人件費…職員の給与、議員や各種委員の報酬などの経費
・物件費…物品購入、光熱水費、通信費、使用料、委託料などの経費
・補助費等…各種団体や一部事務組合などに対し補助(負担)する経費
・扶助費…法令などに基づき給付されるお金や物品などの経費
・普通建設事業費…道路、学校などの公共施設の新増設や改修に要する経費

■予算総括表
(単位：千円)

※1　住宅新築資金等貸付事業特別会計は、令和6年3月をもって廃止
※2　合計は、一般会計、特別会計、企業会計の収益的支出と資本的支出の合計額

■皆さまの温かいご寄附に心から感謝します
令和5年度　ふるさとづくり寄附金(ふるさと納税制度)
件数：40,947件
金額：11億2,189万9千円(申込受付分)
上記の金額から返礼品などの経費を除いたものを基金に積み立て、寄附者の意向を反映し、令和6年度の下記事業において大切に使わせていただきます。

◇令和6年度　ふるさとづくり寄附金運用状況：5億6,126万円
※令和5年度ふるさとづくり寄附金に加え、令和4年度以前の積立金から取り崩しています。
・まちづくり活動支援事業…680万円
・町立保育所運営管理事業…2,222万円
・私立・町外保育施設等運営事業…1億1,050万円
・子育て支援事業…2,500万円
・こども家庭センター運営事業…500万円
・かすやこども館運営管理事業…1,300万円
・町立幼稚園運営管理事業…1,814万円
・私立幼稚園奨励事業…1,800万円
・福祉センター管理運営事業…2,620万円
・駕与丁公園魅力向上事業…4,300万円
・文化活動事業…470万円
・歴史文化財活用事業…20万円
・図書館管理運営事業…3,300万円
・生涯学習センター管理運営事業…2,350万円
・生涯スポーツ事業…260万円
・その他DXの推進や施設の整備等に関する各種事業…2億940万円