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八朔(はっさく)の節句

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福岡県芦屋町

■今年は10人の赤ちゃんが祝福されました
芦屋町に約300年以上も続いている伝統行事があります。八朔の節句です。これは、旧暦の8月朔日(さくじつ)(ついたち)に行っている節句で、現在は9月1日に行っています。
生まれて初めて9月1日を迎える男の子の家では数多くのワラ馬を、女の子の家では団子雛(だごびーな)を作って、座敷や表の間に飾り、わが子の健やかな成長を願い、祝う行事として受け継がれています。
ワラ馬には紙で作った武者人形や有名な武将の名前を書いた旗を乗せています。団子雛は米の粉を蒸した団子を彩色して雛人形などにしたものです(近年は米粘土で製作しているところもあります)。ワラ馬や団子雛は、一夜明けた9月2日早朝、近所の子どもに配ります。
また、昭和30年代ごろまでは、木製や張り子の飾り馬を箱車に乗せ、町内を曳(ひ)いて回る「ひき馬」という行事も行われていたそうです。
芦屋町の八朔の行事は、国選択無形民俗文化財であり、ワラ馬は福岡県を代表する民芸品の一つとして認められています。

問合せ:芦屋歴史の里
【電話】222-2555

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