9月17日、横浜市で開催された日清食品カップ第39回全国小学生陸上競技交流大会の小学5年男子100mに出場した、山鹿小学校5年生の岩渕翔愛(とあ)さんが金メダルを獲得し、日本一の栄誉に輝きました。
岩渕さんは、1年生の時からサッカーや水泳、陸上などに興味を持ってスポーツに励んでいました。3年生の時に「走ることが好きだ」と認識し、陸上に的を絞り本格的にトレーニングをすることに。芦屋ジョギングクラブに所属し、当初は長距離を走っていましたが、1年前に成長期特有の病気から足のかかとにひびが入り、長距離走を医師から止められたことを機に短距離走へと種目変更。短距離走の練習を本格的に始めたのは今年の春ごろで、祇園崎運動広場(芦屋町)や本城陸上競技場(八幡西区)、平和台陸上競技場(福岡市。アスランアスレチックアカデミー・未来陸上クラブのコーチを受ける)で練習を行いました。芦屋ジョギングクラブ代表の井口功さんは「もともと実力はあったものの、わずかな期間で全国レベルの力を発揮することになった。スタートがうまくいけば、日本記録も出せるだろう」と話していました。
優勝杯を手にした岩渕さんは、「スタートが出遅れ、ヤバイと思ったが、優勝すると思っていたので、2位を追い抜き走り切れた。これからも記録を出していきたい」と話していました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>