■ほめ上手になろう
子どもの成長を見守っていくうえで「ほめる」ことは大切です。しかし、「子どもはほめて伸ばせ」という声がある一方で「ほめすぎもよくない」という声もあります。さまざまな意見を耳にすると、自分のほめ方は正しいのだろうかと、迷うことがあるのではないでしょうか。
そこで、今回は効果的なほめ方の3つのポイントを紹介します。
ほめ上手になって家族の絆を深めましょう。
◇1.プロセスをほめる
例えば、試合結果だけで子どもを評価するのではなく、「あきらめないで最後まで走り切ったね」という風に、努力や結果に至るまでのプロセスをほめましょう。これによって子どもは、たとえうまくいかないことがあっても、あきらめずに挑戦し、努力を継続することができます。
◇.2具体的な言葉でほめる
例えば、運動会での子どもの様子を見て、「よく頑張ったね」とだけ言うのではなく、「ダンスのときの表情がとてもすてきだったよ」と、見たままの様子や事実を具体的な言葉で伝えます。すると、子どもは自分の長所が理解できるうえに、大人が向き合ってくれていることが感じられて心に響きます。
◇3.質問をする
質問をするときは、「楽しかった?」のような、単に「はい」「いいえ」で終わる質問ではなく、「今日友だちと遊んで一番楽しかったことはなんだった?」というように的を絞った質問をしてみましょう。質問をする大人にとっても質問をされた子どもにとっても、考えるきっかけになります。また、質問をされると、相手が自分に興味を持っていることを実感しやすいため、喜びや信頼の気持ちも生まれ、会話も広がります。
問合せ:社会教育係
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