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自治体の皆さまへ

令和5年度 施政方針(2)

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福岡県芦屋町

◆住民とともに進めるまちづくり
○人財育成・発掘
意欲を持って活動する人材や担い手を継続的に確保するため、関係団体や関係機関などとの連携、相談や学習機会の提供などに努めます。

○地域コミュニティ
自治区活性化事業交付金による自治区活動への財政的支援や「自治区担当職員制度」を継続します。
また、協働のまちづくりを推進するため、SNSやKBC「dボタン広報誌」などさまざまな情報媒体を活用し、欲しい人に欲しい内容が届く情報発信に努めます。

◆安全で安心して暮らせるまち
○防災対策
災害などで商用電源が断たれた場合も、防災拠点である役場庁舎と指定避難所である中央公民館・総合体育館が一定程度機能できるよう備蓄熱源を拡充するための実施設計を行います。

◆子どもがのびのびと育つまち
○子ども・子育て支援
所得の制限なく、18歳までの入院・通院費の無料化を継続します。また、「小中学校・高校生等通学費補助金」などにより、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ります。
「出産祝金」などで子どもを産むことに対して支援します。

○学校教育
保護者の経済的負担を軽減するため、令和8年度まで町内小中学校の給食費を半額にするとともに、小中学校の児童・生徒のICT教育を推進するため、引き続き各小中学校にICT支援員を配置します。
また、「第二次教育大綱」が令和5年度で満了するため、次期大綱の策定に取り組みます。
施設整備では、芦屋東小学校の建具・防水改修工事に着手するとともに、小中学校の体育館照明のLED化を順次進めます。

◆いきいきと暮らせる笑顔のまち
○地域福祉
民生委員・児童委員や各区の区長、社会福祉協議会をはじめとした関係機関・団体とともに、住民同士がつながり、互いに助け合い、支え合う地域づくりを進めます。
また、「第2次地域福祉計画」が令和5年度で満了するため、次期計画の策定に取り組みます。

○高齢者福祉
自治区公民館体操や地域交流サロン事業を進めるとともに、老人憩の家のあり方を検討します。
また、「第8期高齢者福祉計画」が令和5年度で満了するため、次期計画の策定に取り組みます。

○障がい者福祉
自立した日常生活を支援するサービスの提供、共生社会の実現のための啓発や合理的配慮を推進します。
また、「第3期障害者計画」が令和5年度で満了するため、次期計画の策定に取り組みます。

○健康づくり
特定健診やがん検診の受診率向上に努めるとともに、保健指導などにより健康づくりに対する意識を高める取り組みを行います。
また、「第3期特定健診実施計画・第2期データヘルス計画」が令和5年度で満了するため、次期計画の策定に取り組みます。

◆活力ある産業を育むまち
○農業
農業水利施設の保全のため、農業用水門の整備工事を行います。

○水産業
優良な漁場再生のためのクロウニ駆除や漂着物の処理に対する支援を行います。
また、「漁港機能保全計画」の更新を行い、適正管理に努めます。

○商工業
物価の高騰など社会情勢の変化を踏まえ、芦屋町商工会が発行する「にこにこ商品券」のプレミアム率の拡充に対し支援を行い、町内の既存店舗の利用促進や消費喚起を図ります。
また、「特産品開発支援事業補助金」により、地域資源を活用した特産品の開発に対して補助を行います。

○観光
魚見公園整備のための実施設計、芦屋海浜公園第3駐車場トイレ改修工事などを行います。
芦屋港の活性化は、芦屋港周辺の一体的なエリアマネジメントを担う観光DMOの設立に向け準備を進めます。

◆環境にやさしく、快適なまち
○環境
「環境基本計画」が令和5年度で満了するため、次期計画の策定に取り組みます。

○町営住宅
緑ヶ丘団地9棟のエレベーター設置工事や緑ヶ丘団地8棟の外部改修・エレベーター設置のための実施設計を行います。
また、「町営住宅長寿命化計画」に基づき、管理戸数の縮減に取り組みます。

○公共交通
「地域公共交通計画」に基づき、バス路線や便数の維持確保に努めるとともに、老朽化したタウンバスの車両を購入します。
また、タウンバス利用者の利便性向上のため、バスの現在地を把握し、最新の運行状況などを確認できる「バスロケーションシステム」を導入します。

◆心豊かな人が育つまち
○生涯学習
生涯学習講座「あしや塾」への参加促進を図るとともに、中央公民館を中核施設として、各種社会教育事業を進めます。
施設整備では、中央公民館スロープ屋根設置工事、総合体育館スロープ屋根など設置工事、テニスコート駐車場整備工事やテニスコートの人工芝化や照明LED化のための実施設計を行います。

○歴史・文化
国指定重要文化財「芦屋霰地真形釜(あられじしんなりがま)」を令和6年度に収蔵展示できるよう、施設の整備工事を行います。
また、新たな鋳物師(いもじ)の養成に取り組むとともに、独立した鋳物師への支援による芦屋釜の復興推進や芦屋鋳物の産業化をめざします。

◆計画の実現に向けて
○ボートレース事業
売り上げの好調を維持し、引き続き一般会計へ繰出金を計上します。なお、令和5年度は既に開催されたSGボートレースオールスターをはじめ、G1.周年記念競走やG1.九州地区選手権競走を開催します。

○広域連携
下水道事業の広域化に向けた検討や連携中枢都市圏18市町による特産品のプロモーション事業などに取り組みます。

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