陣川悦子(じんかわえつこ)さん(中ノ浜)が満100歳を迎えられました。熊本の両親が台湾に移住した先で生まれ、15歳から住み込みで美容師一筋でした。戦後、芦屋町の美容室に勤めてから出会った夫との結婚式を、懐かしそうに話してくれました。「昔は姑・小姑が厳しくて大変だったけれど、今は息子夫婦と同居し、好きなことをして過ごしている」と笑顔の悦子さん。家族も認める仕事に熱心な勉強家で、好きな着付けは85歳まで続けたそう。「昔、町民会館で結婚式が挙げられていて、たくさんの花嫁を作りました。私の元気な姿を見て、懐かしく思い出してくれる人も多いのではないかと思います」と話していました。
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