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自治体の皆さまへ

すくすく育て あしやっ子 NO.193

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福岡県芦屋町

■こどもの将来のために、正しいしつけをしましょう
こどもが将来社会に出たときのことを考えて、「正しいしつけをしたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
保護者がこどもへ生活習慣や社会でのルールを教えるために行うのが、しつけです。しつけには、(1)正しい判断をするための基準を教える、(2)繰り返し行って経験を積み、さまざまな動作を一人でできるようになる、(3)集団生活や社会で生きていくための練習、などの目的があります。
こどものときから教えたい、基本的なしつけを紹介します。

(1)あいさつなどのマナー…あいさつは、初対面の人や会話が苦手な人ともコミュニケーションを取るきっかけになります。逆にコミュニケーションが取れていないと相手に誤解を与えてしまう可能性もあるため、より良い人間関係を築くためにもあいさつは重要です。あいさつのルールのほか、どのようにあいさつをすれば相手が気持ちよいかも合わせて教えましょう。

(2)社会でのルール…「お店のなかでは走り回らない」「図書館では静かにする」などの社会のルールは、社会で生きる人みんなが気持ちよく過ごすためにあります。「みんなが気持ちよく過ごせるにはどうしたらよいか」をいつも考えて行動できる大人になれるように、社会でのルールを少しずつ教えていきましょう。

(3)時間を守ること…大人になればなるほど、時間を守れないだけで周囲からの信用を失うことになりかねません。小さな頃から少しずつ、時間を守ることの大切さを教えましょう。

(4)わがままなどの他人との関わり…わがままとは「他人のことを考えず自分の都合のみで行動すること」「身勝手」「自分勝手」なことを指します。こどものわがままな行動は、感情面が未発達のため相手の気持ちを客観的に考えることや、自分の感情をコントロールすることが難しいことから来ています。そのため、わがままを言っているのではなく、こどもが自分の気持ちを保護者に理解してほしいことからぐずったり、駄々をこねたりするのです。保護者もこどもの気持ちをくんであげられるようにしましょう。そして、少しずつ「待つ」「我慢」することを教えましょう。

近年は、情報があふれ、価値観も多様化している時代です。何を信じてしつけをすれば良いのか、混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、保護者が、愛情一杯でこどもたちと接すれば、こどもは立派に自立し、社会の中で上手に生きていく力を身に付けることにつながるでしょう。

問合せ:社会教育係
【電話】223-3546

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