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健幸な町あしや

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福岡県芦屋町

■オーラルフレイルを知っていますか
歯と口の働きには、「噛む」・「飲み込む」・「話す」などがあります。その働きが軽度に衰えた状態を「オーラルフレイル」といいます。全身の機能の衰えに大きく関わると言われ、要介護状態を早めてしまう重大な要因の一つです。
オーラルフレイルは、早めに気づき対策を行うことで改善できます。予防とともに、そのサインを見逃さないことが大切です。

◇オーラルフレイルセルフチェック表
8つの質問に答え、合計点でオーラルフレイルの危険度をチェックしてみましょう。

合計の点数が
0~2点…オーラルフレイルの危険性は低い
3点…オーラルフレイルの危険性あり
4点以上…オーラルフレイルの危険性が高い
出典:東京大学高齢社会総合研究機構 田中友規、飯島勝矢

◇オーラルフレイルを予防するためには
口の些細な衰えを「歳のせい」と諦めず、日常生活を見直すことがオーラルフレイル対策につながります。

1.噛む力を維持する
(1)1口30回以上噛んで食べる…まずは食事の1口目を30回噛むことから始めてみましょう。
(2)いろいろな切り方を使う…食材の切り方によって食べるときに使う歯が変わります。
・スティック状→前歯でかじりとる、そのあと奥歯で噛む
・うす切り→前の方の歯を使う
・乱切り→舌を動かして、奥歯でしっかり噛む

2.口の中を清潔に保つ
(1)毎食後、歯みがきをする
(2)歯ブラシのほかに、歯間ブラシなどの歯間清掃用具も使う
(3)定期的に歯科医院を受診する
下記の年齢の人は「けんしん」を受診できます。受診する際は、「受診券」が必要です。

3.口の体操
下記のとおり、食前にゆっくり2回ずつ行います。
口の体操は、唇や頬、口周りや舌の筋力アップにつながり、唾液がよく出るようになり、舌がなめらかに動いて食べ物を飲み込みやすくなります。
「話す」と「食べる」は、ほぼ同じ器官を使うため、声を出す、おしゃべりをする、歌をうたうことでも、口腔機能の維持につながります。


出典:福岡県歯科衛生士会
※詳しくは本紙をご確認ください。

問合せ:健康づくり係
【電話】223-3533

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