■朝ごはんを食べましょう
最近、若い世代を中心に朝ごはんを食べない人が増えています。厚生労働省の調査によると、男女とも、高校を卒業する18歳から19歳で急増し、20歳代では約30%が、また小学生では、男子の約7%、女子の約5%が食べていないという結果が出ています。
朝ごはんは、1日の活動を行う上で重要なエネルギー源です。
そこで今回は、朝ごはんを食べることの効果について紹介します。
◇(1)体温の上昇効果
朝ごはんを食べることで、寝ている間に下がった体温が上昇し、活動しやすい体になります。
◇(2)脳への栄養補給
脳は「ブドウ糖」をエネルギーとして使っています。朝ごはんで炭水化物を取ることで、体内でブドウ糖に分解され、脳のエネルギー源となります。
◇(3)太りにくい体を作る
朝ごはんを食べないと、過度の空腹感で1回の食事の量が増え、食べ過ぎてしまいます。規則正しく食事を取らないと、1回の食事で体内に栄養素をため込もうとし、結果的には、肥満や生活習慣病の発症につながっていきます。
◇(4)便秘の予防
朝ごはんを食べることにより、排便のリズムが作られます。食事を取ることで、腸が刺激され、排便しやすくなります。
このように、朝ごはんを食べることにより、多くの効果があります。また、朝ごはんを毎日食べているこどもの方が、学力調査の平均正答率や体力合計点が高い傾向にあることが分かっています。
家庭でしっかり朝ごはんを食べる習慣を身につけ、朝から元気に過ごせるようになりましょう。
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