私たちの手で支えあいの地域をつくる

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■社会福祉法人の社会貢献による買い物問題解決への取り組み
―「サロンあわや」と「リカバリーセンターひびき」の連携事例―

◇「サロンあわや」買い物ツアー
3月11日、若松区二島にある複合商業施設には、買い物を楽しむ「サロンあわや(粟屋区の地域交流サロン)」の皆さんの姿がありました。

◇自治区と社会福祉法人との連携
今回の買い物ツアーは、地域の一員として地域を支えたいという社会福祉法人孝こうとく徳会かい「リカバリーセンターひびき」の協力で実現しました。企画した社会福祉法人の施設職員は、「今後、買い物困難者が増えてくると、地域の課題を解決するために、社会福祉法人の地域貢献活動が
必要になってくるのではないか」と話していました。また、今回は、商業施設側がマイクロバスの停車位置などに配慮してくれたおかげで、バスの乗り降りをスムーズにできました。
このように社会福祉法人をはじめ、関係機関と連携し、地域の課題に取り組むことで、地域住民の生活がより快適になります。

◇買い物ツアーは介護予防や認知症予防!
普段、遠出をして買い物をすることがないという参加者は、「たまに大きな店に来て、買い物をすると気分が変わり楽しい」と話していました。買い物の合間に施設内のベンチに座り、会話を楽しむ姿もありました。
外出することが少ない人は、少し遠出をすることでも介護予防になります。また、地域の人と普段とは違う雰囲気の中で交流し刺激を受けることで、認知症予防にもつながります。
今回は、社会福祉法人の施設職員や社会福祉協議会の職員が同行したことで、身体で気になることや普段の生活で困っていること、隣近所の人で気になる人がいることなどの相談も受けました。

問合せ：芦屋町社会福祉協議会
【電話】222-2866