全国的に、土砂災害警戒区域が指定されていない箇所でも、土砂災害が発生している状況を踏まえ、令和2年度に、国は、従来の地形図では抽出困難な箇所への対応を行うため、基本指針に高精度地形図による抽出精度の向上を図る内容を追加しました。
この変更を受けて、福岡県では、令和3年度から4年度にかけて、高精度地形図を航空測量によって作成しました。この高精度地形図を用い、令和5年度に新たに区域指定のための調査を行う箇所の抽出を行いました。その調査箇所に関して、福岡県が令和6年5月24日に「土砂災害警戒区域などの新たな指定に向けた調査箇所」を公表しました。令和6年度からは、抽出した箇所の現地調査に着手し、順次、土砂災害警戒区域などを指定します。
なお、令和6年度から人家など建築物がある箇所の調査に着手し、令和15年度までを目途に指定を進めます。その後、人家などの建築物がない箇所の調査及び区域指定を進めます。
■調査箇所の公表場所
福岡県砂防課のホームページ(土砂災害警戒区域等マップ)
※調査箇所の公表はPC向けサイトのみで行います。
なお、スマートフォンでもPC向けサイトの閲覧は可能です。
■芦屋町の新たな調査箇所数
31箇所(うち、人家などの建築物がある箇所は20箇所)
※芦屋町では令和6年度に人家などの建築物がある箇所(20箇所)の調査が行われる予定です。
※調査の詳しい内容が決まり次第、お知らせします。
■区域指定までの流れ
問合せ:福岡県県土整備部砂防課土砂災害対策係
【電話】092-643-3678
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