■「防災の日」と「防災週間」
毎年9月1日は「防災の日」です。また、「防災の日」を含む8月30日から9月5日までの1週間は「防災週間」です。
9月は、関東大震災の発生(大正12(1923)年9月1日)や、伊勢湾台風の襲来(昭和34(1959)年9月26日)がありました。このような出来事から、災害に対する心構えを育成する目的で、9月1日が「防災の日」と制定されています。「防災の日」や「防災週間」をきっかけに我が家の防災体制などを見直しましょう。
災害による被害は、事前に備えておくことにより、軽減することができます。
いざというときに慌てることがないよう、避難場所や避難経路、非常持出品などの確認をしましょう。
■防災の基本行動
日常的な火災や救急は「公助」が大切ですが、大規模災害時では、行政や消防機関の機能が麻痺する可能性があるため、「自助」や「共助」が重要になります。
このため、日ごろからの自治区活動等をとおして、地域が一体となった助け合い体制を築きましょう。
自助…自分で自分(家族)を守ること
共助…お隣やご近所(自治区など)で助け合うこと
公助…行政や消防機関などの救援のこと
■台風への警戒と備え
台風は、7月から10月にかけて最も多く発生するため、今後も警戒が必要になります。台風が接近する際は、特に以下の点に注意してください。
・不要不急の外出は控えましょう。
・海や川などの危険な場所には、近づかないようにしましょう。
・台風の接近と満潮時刻が重なるときは、高潮にも警戒しましょう。
・風が強い中での屋外作業(特に高所作業)は、控えてください。
・風が強くなる前に庭やベランダを点検し、飛散のおそれがあるものは、屋内へ移動するか、固定しましょう。
・停電に備え、戸別受信機の電池交換や懐中電灯の準備をしましょう。停電情報は左上の「九州停電情報提供アプリ」から入手できます。
問合せ:庶務係
【電話】223-3572
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