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自治体の皆さまへ

9月10日(火)~16日(月)は自殺予防週間です~若者の自殺者数減少に向けて~

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福岡県芦屋町

皆さんは、日本の自殺者数の現状を知っていますか。
SNSの発達により自殺報道を目にする機会が多く、自殺者数は増加しているように思われますが、平成15年の3万4427人をピークに、近年、自殺者数は減少傾向にあります(令和5年は2万1837人)。
しかし、ある調査では、日本に暮らす若者のうち4人に1人が自殺を本気で考え、10人に1人が自殺未遂を経験したことがあるという結果が出ており、若者の自殺者数は増加傾向にあります。
その背景には、学校でのいじめや家庭、健康面の問題など、さまざまな原因がありますが、追い詰められた若者は、両親や祖父母、恋人、学校の友人など、身近にいる大切な人を相談相手に選ぶ傾向があります。
身近にいる人の悩みに気づいたら、声をかけ、支え合うことが自殺予防につながります。
悩みを話してくれたら、話をそらしたり、否定したり、安易に励ましたりせず、じっくり話を聞いて相談窓口を紹介してあげてください。
一人一人が身近な人の様子を気にかけ、こころのサインに気づくことが、いのちを守ることにつながります。
もし、あなたが悩みを抱えていたら、一人で悩まず相談してみませんか。

■こころのサインを見逃さないで
・よく眠れない
・食欲がない
・体調不良が続く
・集中力がなくなる
・表情が暗くぼんやりしている
・意欲や興味が減退する
・遅刻や欠勤が続く
・周囲との交流を避ける

■支える~もしも自殺を考えている人がいたら~
自殺を考えている人は、何らかの危険サインを発しています。身近な人の異変に気づくことが大切です。

◇あなたができること
気づき・・・いつもと違う様子、気になる様子に気づいたら声をかける
傾聴・・・話を素直に聞く。相手の気持ちや言葉を否定せず、そのまま受け止める
つなぎ・・・悩みの解決に向け、相談窓口などにつながるようサポートする
見守り・・・これまでどおりに話しかけたり、心身の負担に配慮するなど、回復を支える

■一人で悩むより、まず相談を(主な相談窓口)
ふくおか自殺予防ホットライン【電話】092-592-0783(24時間365日対応)
福岡いのちの電話【電話】092-741-4343(24時間365日対応)
北九州いのちの電話【電話】653-4343(24時間365日対応)
北九州市自殺予防こころの相談電話【電話】522-0874((月)~(金)・午前9時~午後5時)
※そのほかさまざまな相談窓口は、2次元コードからまとめて見ることができます。SNSでの相談もできます。
※2次元コードは本紙をご確認ください。

■北九州いのちの電話 ボランティア電話相談員募集
「いのちの電話」は、さまざまな悩みや不安・危機に直面しながら、身近に相談相手がなく、絶望し、生きる力を失いかけそうになっている人々に、訓練を受けたボランティア相談員が電話をとおして、共に考え、その人が自らの力で生きていくことができるよう支援していくボランティア活動です。
内容:
[講座]10月5日~令和7年3月22日の毎週土曜日・午後2時~4時30分(一部午後5時まで)
[実習]令和7年4月~8年2月(7月に一泊研修あり)(年末年始は休み)
場所:福岡県立北九州勤労青少年文化センター(北九州市小倉北区北九州パレス)
受講料:3万円(テキスト代と一泊研修費用を含む)
募集定員:30人
申込期限:9月25日(水)
応募資格:養成講座に参加し認定を受け、相談員としてボランティア活動ができる20歳~68歳の人
※応募方法など、詳しい内容は事務局へ問い合わせてください。

問合せ:社会福祉法人北九州いのちの電話事務局
【電話】652-6628【FAX】651-6595

障がい者・生活支援係
【電話】223-3530

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