■すっきりした気持ちで1年をスタートしよう!
12月、1月はクリスマスや正月など楽しい時期です。一方で食べすぎや飲みすぎ、夜更かしをして朝起きる時間が遅くなるなど、生活や食事のリズムが崩れ、体内時計が乱れやすくなる時期でもあります。これから始まる新しい1年をすっきりした気持ちでスタートするためにも、年末年始を楽しみつつ体内時計を整える習慣へ切り替えていきましょう。
食事のリズムを整えるカギは朝食と夕食です。今回はそのポイントを紹介します。
◇朝食
体内時計を整えるために朝食を食べることは欠かせません。
朝食で特に取りたい栄養素は「炭水化物」と「たんぱく質」です。
炭水化物はエネルギー源になりやすく、たんぱく質は体温を上げる働きがあります。また、それぞれの栄養素を取ることで体内時計を整える作用が活発になり、活動的な1日のスタートを切りやすくなります。
・朝にオススメ!食品➡炭水化物とたんぱく質の多い食品
ごはん、パン、いも類、豆類、卵、納豆・大豆製品、牛乳、豆乳など
◇夕食
夕食の時間は遅くなってしまうと体内時計を狂わせてしまいます。午後9時以降の食事や間食は避けるようにしましょう。夕食から翌朝の朝食までの時間は10時間以上空けると体内時計が整いやすくなります。また、夜は体に脂肪をため込みやすい遺伝子が活性化することがわかっています。食事の量は、朝食より極端に多くならないようにしましょう。朝食から夕食までの1日の食事の時間を12時間にできると理想的です。
午後9時までに食事を食べ終えるのが難しい場合は、夕方に「軽食」(主食)を取り、夜は「軽めの食事」(主菜と副菜)に分ける、「分食」をおすすめします。
・夜にオススメ!食品➡食物繊維が多く、低脂質な食品
玄米、そば、野菜類(イモ類以外)、ナッツ、ヨーグルト、チーズなど
◇上手に分食を取り入れよう!
夕方の軽食…炭水化物が中心のおにぎりやパンがオススメ。甘味が強いパンや油の多いパンは控えめに!
軽めの食事…消化がよく、エネルギーを控えめにすることがポイント。油の多い食事や香辛料の多い食事は避けて!
問合せ:健康づくり係
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