満100歳を迎えられた2人を紹介します。
永井ヨシヱさん(大字山鹿)は8人兄弟の第1子として生まれ、子3人、孫4人、ひ孫2人に恵まれました。夫婦ともに大百姓だったという永井さんの庭には、柿、梅、ビワなどの果樹やたくさんの野菜が植えられています。「99歳の年は苺を育てていました。最近は、週3日ほど次男のために食事を作っています」と話すなど、100歳になってもとても元気な永井さん。長生きの秘訣を聞くと『少肉多菜(しょうにくたさい)』『少煩多眠(しょうはんたみん)』などの『長寿十訓』を実践しているとのこと。家族は「母は明るく健康で決して人の悪口を言わない。4世代で同居していたが、働き者でとても助けられました」と話していました。
鈴木チヨ子さん(大字山鹿)は10人兄弟の次女として芦屋町で生まれ、子4人、孫5人、ひ孫4人、玄孫(やしゃご)1人に恵まれました。仕事は、漁師の夫を手伝いイワシの選別をしたり、素潜りで魚介を採ったりしました。寝ずに作業する日もあるほど忙しい仕事でしたが、80歳ごろまで続けたとのこと。家族は「すごい働き者で、家族にも働くことの大切さをよく話していた。兄弟みな長生きで、母は特にこの年で内臓のどこも悪くない健康体」と話していました。鈴木さんは「同じ施設に1歳年上の人がいる」と言って、これから先の人生にとても前向きな意欲を見せていました。
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