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ゆくはし今昔物語

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福岡県行橋市

来年、市制70周年を迎える行橋市。山や海に囲まれ、京築地域の中核として人が行き交い、歴史と文化が育まれてきました。昔懐かしい行橋の風景や町なみの、「今」と「昔」をご覧ください。
「今回はぼくが主役「こすもっぺ」のお話だよ!」

◆~Vol.5行橋夏まつり「こすもっぺ」~
俳句の世界では「まつり」は夏の季語。行橋の夏まつりには、福岡県の有形民俗文化財に指定されている「今井祇園行事」など、伝統的な夏まつりもありますが、今回は行橋市民の夏まつりである「こすもっぺ」の歴史を紹介します。

・第1回行橋夏まつりこすもっぺで開催された「第1回創作イカダコンテスト」。35艘が出場しました。人で賑わう、今川の様子がわかります。

◇1989年/平成元年 こすもっぺ初開催
こすもっぺが初めて開催されたのは平成元年(1989)のこと。それ以前より今川河畔では自由市場「いまいち」が行われていましたが、市民の「地域の活性化につながる市民まつりを!」という声を受け、行橋商工会議所、行橋青年会議所(現・美夜古青年会議所)、行橋市観光協会など多数の団体が「市夏まつり振興会」を発足。第1回行橋夏まつりこすもっぺではいまいちに加えて、提灯火山の巡行や市中パレード、創作イカダコンテスト、花火大会などのプログラムが盛大に開催されました。ちなみに「こすもっぺ」という名称は、市の花である「コスモス」と「いなかっぺ」を併せた造語になります。
平成6年(1994)には、今川のアヒルを「ゆるキャラ」にした「こもちゃん」が誕生。台風襲来による中止もありましたが、令和元年(2019)の31回まで順調に回を重ね、こすもっぺは行橋の夏を彩るまつりとしてすっかり定番となりました。
しかしながら、令和2年からの新型コロナウィルス感染症の世界的パンデミックにより、ここ3年間(32~34回)は中止。コロナ禍明けの今年は、ようやくフルスペックの「こすもっぺ」を楽しめそうです。
夜空に咲く大輪の花。夏の想い出は光と音に包まれて。皆さんも今年の夏はこすもっぺで締めくくってみませんか?

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