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自治体の皆さまへ

みんなでとりくむ防災対策

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福岡県行橋市

■明日かもしれない「もしも」のために 今日から考える災害への「備え」
9月1日は防災の日。1923年に大被害をもたらした『関東大震災』が由来と言われ、1960年に定められました。防災の日が定められて約60年、今日まで多くの自然災害を経験した私たち。それでも、ここ近年は「経験したことがない」という言葉をよく聞くようになりました。いざ災害がおこったとき、身を守り、無事に「明日」を迎えることはできるでしょうか?最愛の人を亡くしたり、予想を遥かに上回るのが現代の災害です。明日おきるかもしれない「もしも」に備えるために、「今日」からの備えを考えてみませんか?

◇楽しく、防災を学ぶ
8月6日におおぞら認定こども園・おおぞらぱれっと主催の防災フェスが総合体育館で開催されました。とっつきにくい「防災」ですが、会場を夏まつり風に装飾し、手作り石鹸や段ボールのおもちゃを作るブースなど、賑やかな会場でした。防災食品の販売、防災商品の展示の他に、サッカーボールを蹴りながら回答する「防災クイズ」など、子どもが楽しめる様々な工夫がされていました。表紙と紙面には、防災フェスに来場していたお子さん、家族の方に撮影協力をしてもらいました。

・体をはって、子どもたちを楽しませる先生。様々なブースを回り、楽しみながら「防災」を学んでいました。
・グリーンコープさん提供の冷たい牛乳もありました。

◆災害の時 あなたに必要な備え
◇家の周りの危険箇所を把握
・近所を散歩して探してみよう
倒木や看板が飛ばされるおそれがあるなど、普段から、危険箇所の確認をしておきましょう。

・避難経路の整備
家の前の道路や排水溝をきれいにして、水はけをよくしておきましょう。水害対策になります。

◇避難にかかる時間を計算
歩行が困難な方がいるなど、車で移動する必要がある場合があります。想定する避難経路が車両通行が可能かどうか、事前に確認しましょう。また、年齢や体の状態によって、歩行速度が異なります。時間帯や天候によって、歩道の状態も異なります。避難所までの移動時間を逆算して、行動しましょう。

・避難場所まで、歩いて何分?
歩行速度の一例です。あなたや家族は、避難所まで何分かかるでしょうか?お年寄りや幼児…5分間で約240m
成人男性…5分間で約300m

◇警戒レベルをすぐに判断
災害時にあわてないように、警戒レベルによって自身がとる行動を事前に決めておきましょう。

◇毎日使うものを持ち出す準備
防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ普段の生活の中で利用されている食料等を備えるようにしましょう。
水:1人1日3リットル
カセットボンベ:1人1週間6本程度
主食:米を中心に、乾麺など食品を組み合わせる
主菜:缶詰、レトルト食品など
薬:持病がある方は特に注意
充電器:携帯電話のバッテリーなど

◇活用しよう!防災マップ
災害時に避難する場所等、また、土砂災害や洪水、高潮など、災害別の危険区域が示されています。

◆一人ひとりの防災対策
大雨や台風など、予測可能な災害時には、(1)家屋倒壊等のおそれがない、(2)居室が浸水する深さより高い位置にある、(3)数日滞在できる程度の水分や食料が十分にあるなど、(1)~(3)にあてはまる安全な場所に避難することが重要です。避難とは「難」を「避」けること。避難所へ行くことだけが、避難ではありません。安全な親戚・知人宅、ホテル・旅館などに避難するのも、手段の一つです。大雨や台風以外にも、地震や津波、雷など、起こりうる災害は様々。災害のレベルや状況によって、取るべき行動も変わります。多様な社会となり、ひとり一人の生き方が違うように、ひとり一人の防災対策があります。明日おきるかもしれない「もしも」を、みんなで乗り越えることができるよう、あなたができる防災対策を、今日から、取組んでみましょう。

お問合せ:防災危機管理室
【電話】内線1451

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