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自治体の皆さまへ

2023年の行政報告(1)

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福岡県行橋市

■明けましておめでとうございます
皆さまにおかれましては、晴れやかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は地域や学校での行事・イベントが久方ぶりに開催されるなど、明るい兆しも見えて来ました。
さて、本年は市制70周年を迎える節目の年です。「協創」を掲げ、引き続き、市民の皆さまが主人公のまちづくりを推進します。皆さまのご健康とご多幸を心から祈念しております。令和6年もどうぞよろしくお願いいたします。
行橋市長 工藤政宏

昨年12月5日に開会した定例市議会で、工藤市長が今年度の市政運営と重要施策の進捗状況について報告しました。(以下、要約です。)
※報告の全文は、動画で見ることができます(本紙二次元コード参照)

◆安心・安全
・複雑多様化する災害にも対応できるよう、苅田町と連携し、消防資源の効率的な活用を進めています。
・老朽化が懸念されている消防庁舎は、将来の構想に基づく建て替え、移転を引き続き検討していきます。

◆広報・広聴
・目的に沿った情報を発信するため、HPのリニューアルおよびSNSの活用を図りました。また、地域の方々への配布の負担軽減などを考慮し、広報紙の発行回数を月1回へ変更しました。これに伴い、「伝わる広報」をスローガンとして掲げ、内容も刷新しました。
・市の現況や今後の施策に対する考え方などを市長が説明する「まちかど報告会」を、市内11箇所で開催しました。また、オンラインでの開催も行い、延べ451名の方にご参加いただきました。いただいたご意見は、今後の市の施策に反映していきます。

◆福祉・子育て
・がん患者の方の心理的負担を軽減するため、医療用ウィッグ等の購入を助成するアピアランスケア推進事業を今年度から開始しました。
・障がい者、高齢者支援について、それぞれが住み慣れた地域で継続して自立生活を営めるよう、次期計画の策定を進めています。特に、高齢者支援の計画について、団塊の世代すべてが75歳以上となる2025年、団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年を見据えた内容とする必要があります。
・子育て支援について、「子ども医療費」の支給対象年齢を4月から18歳まで拡大するとともに、子ども1人あたり1万5千円のエール給付金を支給しました。

◆産業振興
・農林水産の振興について、担い手不足を解消するため、新規就業者の支援を積極的に行っています。また、「つくり育てる漁業」により水産資源の回復を推進しています。
・観光振興について、行橋の「食」の魅力をより分かりやすく、より効果的に発信するため、「行橋グルメガイドマップ」の作成に取り組んでいます。また、4年ぶりに「こすもっぺ」「産業祭・愛らんどフェア」を開催し、地域活性化の取り組みを推進することができました。

◆まちづくり
・昨年8月、行事地区に新たな公園「長浜公園」をオープンしました。小さなお子さんから高齢者まで多くの方にご利用いただいています。
・駅前通り、県道「行橋停車場線」の整備について、引き続き用地買収・道路整備3|2024.14年ぶりとなる「こすもっぺ」を開催し、コロナ前以上の賑わいで、多くの方の笑顔を見ることができました。がん患者の方の治療と社会参加の応援のため、医療用ウィッグや補整具などの購入費用の一部助成を開始しました。学校と保護者間の連絡の効率化を図るため、学校連絡アプリを導入し、昨年12月から本格運用を開始しました。昨年8月末にオープンした「長浜公園」は芝生広場のほか、遊具広場や、健康遊具、憩いエリアを設置しました。を福岡県が行っています。令和6年度の完成に向けて、市も全面的に協力を行っています。
・上水道について、度重なる渇水の懸念から、水源の多様化、水の安定供給を図るため、北九州市、苅田町と協議を行っています。また、生活支援策として、井戸水を利用している世帯に対し、一定の給付金を支給しました。
・下水道について、行事7丁目・8丁目エリアの整備を重点的に進めており、整備率は82%となっています。新たな区域については、上位計画との整合性も整理しつつ、協議を進めています。

◆教育・文化
・学校と保護者との連絡をサポートするため、学校連絡アプリを導入しました。お便りの配信、アンケート、欠席・遅刻連絡など、学校と保護者間の連絡を効率化、デジタル化し、教育現場の業務負担の軽減とペーパーレス化を推進しています。また、3校に部活動外部指導員を配置し、専門的な指導環境を構築するとともに、教職員の負担軽減に努めました。
・老朽化が進む学校施設については、年次計画や長寿命化計画に基づいた改修を進めています。昨年は行橋北小学校体育館の詳細設計を行いました。
・生活支援策として、昨年9月から今年の3月までの7ヶ月間、給食費の無償化を行っています。
・文化振興について、増田美術館で開催した「坂本善三美術館展」に市内の中学生(2年生)を招待し、本物の美術品に触れていただきました。また、今年度より「大人の文化体験」をスタートし、多くの方に参加してもらうことができました。
・スポーツ振興について、シーサイドハーフマラソンの市制70周年記念プレイベントを1月28日に実施します。付随したイベントも充実させ、スポーツを通じての地域活性化や市の魅力発信を推進します。

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