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自治体の皆さまへ

記録ではなく、共感という仕事

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福岡県行橋市

10/7から1週間「ふるさとWish行橋市編」がKBCで放送されましたが、皆さんいかがだったでしょうか。これは市制70周年に合わせ、市が特別に招致したもので、私たち広報も微力ながら様々な企画に携わりました。特にインスタグラムでは、テレビのタレントさんや取材クルーさんと協力し、幅広い年代の方に市の魅力が伝わるよう工夫しました。まだ見ていない方はぜひ市のインスタグラムをのぞいて見てください。
そして、10/13と14に開催された市制施行70周年記念式典と記念フェア。私たち広報も独自の撮影計画を立てて参加しました。
会場に響く、10年後の未来に向けたメッセージ。その言葉には少しの不安の中に確かな自信が垣間見えました。園児たちが奏でる音楽。極度の緊張の中、懸命に楽器を握りしめ、小さな手や指で音を紡ぎ出そうとする姿には、特別な輝きがありました。そこに映るのは記録としての風景ではありません。時間とともに成長する子どもたちと、それを支える家族の姿。シャッターを切るその一瞬一瞬は、レンズを通して彼らの未来に少し寄り添っているのです。
私たちが仕事としてシャッターを切るのは、単に記録する係ではなく、皆さんに希望や共感を伝えるためです。プロのカメラマンやライターには到底及びませんが、どう撮れば、どう書けば伝わるのかを常に考え、その瞬間と皆さんとの橋渡しをしているのです。時には失敗してお叱りを受けることもありますが、その原動力は「見応えがあった」「熱量が伝わった」といった読者さんの声です。
今月も少しですが、いい写真が撮れました。時間がない方は「見る」だけでも試してみてください。それでは、YUKUHASHI LIFE 11月号はじまります!

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