70歳以上の皆さん! お得にバス・タクシーを利用しておでかけしませんか

4／42

◆行橋プレミアム交通券販売
行橋市内70歳以上の方限定
昭和30年3月31日までに生まれた方
5,000円分　→　販売価格3,000円
プレミアム率：67%
交通券利用期間：6月15日～11月30日まで

◇移動手段に関するアンケート結果(70歳以上の方の回答)

毎日の生活の中で、買い物や通院といった用事は欠かせないものです。しかし、これらの日常的な移動に対して、自家用車や家族の送迎など自らの移動手段を持たず、さらに公共交通の利用が難しい地域に住む方を、移動が困難、つまり[移動困難者]と言います。
令和3年度に実施したアンケート調査結果では、70歳以上の方の約35%は自家用車で移動していますが、約26%が公共交通で移動、約20%が家族や施設などの送迎、約18%が自転車や徒歩で移動していることが分かりました(右グラフ)。送迎で移動している方の中には家族などに負担をかけていることや、バス・タクシーの利用にかかる交通費の負担を困りごととして回答しており、自家用車で移動している方の中には、代替交通手段があれば免許返納を考えるという声もあります。
行橋市の公共交通は[鉄道]2路線(JR・平成筑豊鉄道)[バス]13路線(太陽交通11路線・西鉄バス2路線)[タクシー]4社が運行しており、近隣の自治体と比較すると、公共交通は充実しているといえます。しかし、新型コロナウイルスの拡大により公共交通全体の利用者数は約7割まで落ち込み、今後コロナ以前の利用者数には回復しない見通しです。利用者が減少すると、収益が悪化し、赤字路線については減便をせざるを得なくなり、いずれは路線の廃止につながることも考えられます。
地域の公共交通は、移動困難者にとって日常生活に欠かせないライフライン移動手段に関するアンケート結果(70歳以上の方の回答)であり、地域内住民の移動手段として重要な資源です。
そこで、アンケートの結果より免許返納を考え始めると回答した70歳以上の方を対象として、バスとタクシーで使用できるプレミアム交通券を販売し、公共交通の利用促進を図ります。あわせて、高齢者の移動ニーズに関する調査を行い、行橋市における移動困難者対策を検討してまいります。ぜひこの機会にバス・タクシーに乗ってお得におでかけしてみて下さい。

お問合せ：市街地整備係
【電話】内線1316
【ID】0029007