◆大事なのは「ゴミを減らすこと」
ご存知ですか?
全国約1,700自治体の内、およそ7割がゴミ袋の販売などによってゴミ収集を有料化しています。理由は、ゴミ処理費用の一部を賄うだけでなく、排出量の低減、環境負荷や財政負担の軽減につながるからです。
「行橋市のゴミ袋は高い!」そんな声をよく耳にしてきました。確かに近隣の自治体と比較すると高額かもしれませんが、比較範囲を県内、県外と広げれば、同額、あるいはそれ以上の自治体も存在しています。
「何とかしたい、何とかできないか…」
という思いから、熟考を重ね3月議会に次の2点を説明、提案しました。
(1)まずは、皆さんの声に応える。2年間ゴミ袋の金額を15%値下げ。
(2)問題に真正面から向き合う。2年間全市民でゴミの減量化に取り組む。(減量化が進めば、15%値下げ維持も考えられる)
議会の判断はNO。「ゴミ袋半額(1年間)」の修正案が出され、賛成多数で可決となりました。上記(1)(2)の提案は、考え抜いたものだっただけに、非常に残念な結果と受け止めていますが、私たちの挑戦がきっかけとなり、値下げが実現できることは一歩前進だと考えています。現在は半額になったゴミ袋の買い占め、さらなるゴミ増加の懸念などに向け、協議を進めています。
YUKUHASHI LIFEでも先月号からゴミ問題を詳しく取り上げています。これまで以上に考える機会や具体的なアクションを提供したいと考えています。詳しくは環境課までお問い合わせください。
子ども、孫、ひ孫、さらにはその先の世代の笑顔のために。皆で力を合わせて、このまちを創っていきましょう。それでは、YUKUHASHI LIFE6月号始まります!
行橋市長 工藤政宏
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